この装置は競輪の補助を受けて導入しました。
CNC三次元測定装置は、測定子を直接製品に接触させて座標値(XYZ)を計測し、製品の寸法を測定する装置である。高精度な測定が可能であるため、最終製品の検査や自社の品質管理に広く利用することができる。
また、コンピュータ数値制御機能(CNC)による自動測定も可能で、より高精度で信頼性の高い測定を行うことができる。本装置は、測定範囲が広く大型部品の測定が可能である。また、天井クレーン(2.8トン)が使用できるため、容易に測定物の搬入ができる。
スキャニング測定の機能があり、輪郭形状の測定も可能である。
使用料項目 | CNC三次元測定装置 |
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機器の仕様
メーカー | (株)ミツトヨ |
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型式 | CRYSTA-ApexS 122010 |
スペック | 測定範囲:X軸1200mm Y軸2000mm Z軸1000mm 測定精度:最大許容指示誤差MPEE 2.3+3L/1000μm以内 (L=測定長mm、温度条件 20±2℃) データ処理システム:MCOSMOS-3 スキャニングプローブ搭載 |
特記事項 |
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導入年度 | H25 |
導入事業名等 | 公益財団法人JKA 競輪の補助事業 「公設工業試験研究所設備拡充補助事業」 |
補助事業の概要
技術の高度化により産業構造、各種法規制、環境問題など、状況は大きく変化している。また、経済のグローバル化により、国内の他地域のみならず、諸外国との競争もますます激化し、高知県の機械工業界もこのような状況に打ち勝つため、付加価値の高い、高精度なものづくり産業の成長が求められている。
そこで、機械部品の形状測定機として信頼性が高く、納品前の検査や納品後のクレーム対応などに利用できる「CNC三次元測定装置」を導入し、関連業界への技術支援に迅速、的確に対応する。
予想される事業実施効果
この機器を導入することにより、県内機械金属製造業の最終製品の検査などの品質管理や納品後のクレーム対応など広く利用することができる。
今後は、導入設備を用いて、県内中小企業の品質向上を図るとともに、高精度で付加価値の高いものづくり技術を蓄積し、国内及び国外との競争力を強化する。
お問い合わせは 生産技術課 まで