この装置は競輪の補助を受けて導入しました。
図1 蛍光X線分析装置
・固体試料中の無機元素の定性、サブ%オーダーの定量分析ができる装置です。
・標準試料なしでの半定量分析(ファンダメンタルパラメーター法)が可能です。
・散乱線FP法により汚泥や焼却灰、ポリマー等軽元素ベースの分析がより正確に行えます。
・上面照射タイプのため粉体試料の分析に適しています。
・直接分析、加圧成形法、ガラスビード法(ビードサンプラ)が行えます。
・金属用の材料判定も可能です。
(分析試料例:バルク金属、粉末(石灰、灰、土など)、紙・布・フィルム、固体高分子など)
使用料項目 |
蛍光X線分析装置 |
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機器の仕様
メーカー | 株式会社リガク |
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型式 | ZSX PrimusⅣ |
スペック | 分光方式 波長分散方式WDX 照射方式 上面照射 走査型 X線出力 60kV,150mA(最大連続出力定格4kW) X線管電圧 20~60kV(1kV Step) X線管電流 2~150mA(1mA Step) X線管球 Rh(エンドウインドウ、薄窓型 定格4kW) 最大試料寸法 φ52mm×30mmH 測定径 φ35、30、20、10、3、1mm オートサンプラ 12試料まで スリット 高分解能S2、標準分解能S4、高感度用S8(超軽元素用) 検出器 シンチレーショナルカウンタSC(重元素用)、 プロポーショナルカウンタPC(軽元素用) 一次X線フィルタ Ni400(Rh-Kαの除去、Cd-Kα測定)、Ni40(Pb-Lα、As-Kαの測定)、 Al125(Ti、Cr、Co、Fe、Znの分析)、Al25(Rh-Lαの除去、Cd-Lαの測定) 試料回転機構 真空度安定化機構 |
特記事項 |
この装置は競輪の補助を受けて導入しました。 |
導入年度 | 令和3年度 |
導入事業名等 | 公益財団法人JKA「公設工業試験研究所等における機械設備拡充補助事業」 |
お問い合わせは 資源環境課 まで