この装置は競輪の補助を受けて導入しました。
試料を加熱・冷却した際に起こる温度変化や重量変化を測定し、試料の状態変化を把握する装置です。加熱・冷却は任意のプログラムに基づいて調整できます。また、加熱・冷却中に起こる試料の状態変化をリアルタイムで撮影できるので、試料の変化を多角的に見られます。
TG-DTA:
・炉体にカメラが取り付けられており、1000℃までの試料の変化を録画することができます。
・自動試料交換機を用いた連続測定が可能です。
DSC:
・電気冷却器を備えており、-50℃までの冷却が可能です。
・比熱測定プログラムにより、試料の比熱を測定できます。
使用料項目 |
熱分析装置 |
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使用例
・無機製品の品質管理
・無機製品の物性測定
・樹脂製品の耐熱性測定
・未知樹脂の同定
・試料の温度変化に伴う状態変化挙動の解明
機器の仕様
メーカー | 株式会社リガク |
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型式 | Thermo plus EVO2 (TG-DTA8122およびDSC8231) |
スペック | TG-DTA: 測定可能温度範囲:室温~1500℃ 試料量:最大1g TGレンジ:±250mg TG分解能:0.1μg 最大昇温速度:100℃/min 測定雰囲気:空気雰囲気下での測定可能 試料自動交換機:最大24サンプルまでセット可能 DSC: 測定方式:熱流束型 測定温度範囲:-50℃~500℃ 最大昇温速度:20℃/min RMSノイズレベル:0.5μW以下 |
特記事項 |
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導入年度 | H29 |
導入事業名等 | 公益財団法人JKA「公設工業試験研究所等における機械設備拡充補助事業」 |
お問い合わせは 資源環境課 まで