公開日 2026.07.15
熱ロスを削減するための「熱の科学」セミナー
セミナー概要
セミナーについて
製造業では、製造装置やボイラー、配管からの熱ロスが日常的に発生しており、これは単なる物理現象ではなく、ダイレクトにコスト増加につながる経営課題です。材料費や光熱費が高止まりする今、「熱を科学する」ことが会社の競争力に大きな差を生みます。ところが熱ロスは目に見えないため、現状を捉えることが難しいものでもあります。
そこで、本セミナーを受講し熱の動き方やコントロールに関する知識を習得することで、これまで気づかなかった熱ロスがわかるようになり、効果的なコスト削減のヒントが得られます。
学習内容
- 熱が移動する理由を具体的に理解する
- 製造設備やボイラー、配管などの熱ロスを見える化する視点
- 断熱性能や加熱・冷却効率を改善するための考え方と工夫
- 工場現場で活かせる伝熱の基礎知識
対象者
製造業に携わる方で、伝熱工学の基礎知識を習得したい方
- 現場リーダー・保全担当者
- 装置設計担当者
- 生産技術やエネルギー管理に関わる方
- 伝熱工学を学んだが復習したい方
各回の講座内容
【第1回】実は身近な伝熱工学〜我々は毎日、熱をコントロールしている〜
私たちは暑ければ日陰へ移動し、寒ければ上着を着ます。また、熱い飲み物は冷まし、寒い日は暖房を使います。実はこれらはすべて「熱」をコントロールする行動です。このような身近な現象を振り返りながら、熱はどのように動いているのかを直感的に理解し、その違いを皆さんと一緒に分類してみましょう。最後に、皆様の会社や工場で「なぜここは熱いのだろう」「なぜここは冷えにくいのだろう」という現場の疑問を見つけてみましょう。
【第2回】工場の熱はどこから来て、どこへ行く? ~熱の発生と熱移動~
前回分類した熱移動について、現象を基本的な考え方や式と結び付けながら整理します。さらに、工場や製造装置ではどこで熱が発生し、その熱がどのような経路で移動しているのかを考え、現場で起こる熱の流れを読み解いていきます。
【第3回】断熱と効率改善 ~現場で活かす実践アプローチ~
工場や製造装置では、熱がどこで発生し、どのように移動しているかが分かれば、改善の方向性が見えてきます。本講義では、断熱材の選定や施工方法をはじめ、熱ロスを低減するための基本的な考え方と実践例を紹介します。最後に、自社の設備や製造工程を振り返りながら、改善のヒントや着眼点を一緒に考えてみましょう。
開催日時
9月、10月、11月の各月1回、全3回の開催です。
| 回 | 開催日 | 時間 | 講座内容 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 9月11日(金) | 14:00~16:00 | 実は身近な伝熱工学〜我々は毎日、熱をコントロールしている〜 |
| 第2回 | 10月16日(金) | 14:00~16:00 | 工場の熱はどこから来て、どこへ行く? ~熱の発生と熱移動~ |
| 第3回 | 11月20日(金) | 14:00~16:00 | 断熱と効率改善 ~現場で活かす実践アプローチ~ |
※ 会場:高知県工業技術センター
講師紹介

松本泰典 教授
高知工科大学 ものづくり先端技術研究室 室長
専門は化学工学と機械設計。伝熱工学の授業で教鞭を執り、高知工科大学の学生から最も評価を受けた教員に与えられる The Teacher of the Year を2022年に受賞。
お問い合わせ
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