このことについて、下記のとおり、新たに救急病院等の認定及び更新要件を定め、

平成26年10月21日から施行することとしました。

 

　・高知県救急病院等の認定及び更新要件[PDF：215KB]

　・高知県救急病院等の認定及び更新要件　指定様式[XLSX：29KB]

　・申出書様式[DOC：49.5KB]

　・【参考】救急病院等を定める省令及び厚生労働省関係通知[PDF：288KB]

 

１　高知県独自の要件規定の趣旨

　これまで、救急病院等の認定及び更新については「救急病院等を定める省令」及び当該省令に関する厚生労働省通知に基づき実施してきました。

　現在、救急搬送の照会件数や管外搬送率は増加傾向にあり、県全体の救急自動車搬送のうち約４割近くが救命救急センターに搬送されるなど、救急医療機関間の連携体制の強化が課題となっています。

　高知県では、医師会や二次及び三次救急医療機関、消防機関で構成されます高知県救急医療協議会及び当該協議会の下部組織であります救急医療体制検討専門委員会において、救急医療機関間の連携体制のあり方について検討を行っているところです。

　当該協議会において、救急医療機関間の連携体制の強化を図る取組みの一つとしまして、高知県独自の救急病院等の認定及び更新要件を規定しました。

 

２　高知県独自の規定の概要

　（１）医師等が院内外のICLS研修（心肺蘇生講習）やACLS研修（二次救命処置研修）を積極的に受講する

　（２）応需情報を常時更新する

　（３）救急患者の受け入れ方針や手順を明確にし、院内へ周知する

　（４）虐待等の疑いのある患者の対応について、院内へ周知する

　（５）認定及び更新について、救急医療協議会の承認を受ける