公開日 2022年09月02日
県内の民有林で、シイ・カシ類が枯死する「ナラ枯れ」被害が確認され、被害の拡大が懸念
されています。
「ナラ枯れ」は、「カシノナガキクイムシ」が媒介するナラ菌により発生する伝染病で、「カシノナガ
キクイムシ」がナラ類、シイ・カシ類を穿孔食害することで感染し、場合によっては枯死に至ります
が、シイ・カシ類での枯死率は、ナラ類と比較して低いといわれています。
「カシノナガキクイムシ」や「ナラ菌」は在来生物で、もともとそれぞれの地域でナラ類、シイ・カシ
類と共存関係にあり、古くから大量発生と終息を繰り返しており、人体や他の動植物への影響は
ありません。
また、備長炭の製炭に用いられる、ウバメガシでも被害が確認されていますが、他県での研究
成果から、備長炭の品質への影響は極めて小さいことが明らかとなっています。
県では、被害拡大を防止するための対策を進めていますが、皆様におかれましては、下記リン
ク先を参考にしていただき、疑わしい痕跡などを確認されました場合は、お近くの林業(振興)
事務所、高知県木材増産推進課、高知県立森林技術センターまで情報提供をお願いいたします。
この記事に関するお問い合わせ
所在地: | 〒780-0850 高知県高知市丸ノ内1丁目7番52号(西庁舎4階) | |
電話: | 森林整備担当 | 088-821-4602 |
原木増産担当 | 088-821-4876 | |
再造林推進室 | 088-821-4876 | |
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メール: | 030301@ken.pref.kochi.lg.jp |
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