1 委託先

入交海運株式会社

2 委託業務の内容

高知県が運営する長浜種崎間の渡船運航業務及び使用施設（船舶と陸上施設）の保守管理にかかるすべての業務

3 委託金額、契約日

７９,６６２,０００円　　令和６年４月１日

4 委託期間

令和６年４月１日から令和７年６月３０日まで

5 随意契約の理由

　長浜種崎航路を運航している県営渡船は、一般旅客定期航路である。
　一般旅客定期航路は、不特定多数の旅客の運送を行うため、海上運送法により安全な旅客の運送が強く求められている。
　長浜種崎航路の特性として湾口部で対岸を結ぶため、湾奥部への航路に対して横断している航路であり、安全な旅客の運送を確保するために浦戸湾内での一般旅客定期航路の事業に関する経験を有する業者であることが必要である。
　また、一般的な船舶と比べ接岸施設の構造が複雑なため、入港・出港時には特殊な技術を要する。（平成１６年度の委託開始時には平成１６年３月に１ヶ月の運行習熟訓練を行い４月からの委託業務を開始した経緯がある。）
　長浜種崎航路運行に関する特殊性を勘案した場合、契約の相手方は入交海運株式会社以外にない。
　なお、入交海運株式会社は、運航において過去に重大な事故の発生も無く、社内一丸となった安全運航実績があることや、船員の入れ替え時に必要な船長及び機関長の習熟訓練体制も確立され、長浜種崎航路の安全運航を確保しており、海上運送法により安全な旅客の運送が強く求められていることとも合致したものである。