公開日 2023年09月08日
更新日 2023年10月06日
毎年9月24日から30日は「結核・呼吸器感染症予防週間」です
厚生労働省では、毎年9月24日~30日までを「結核予防週間」と定め、結核に関する正しい知識の普及啓発などを行ってきました。
今般、新型コロナウイルス感染症をはじめとした呼吸器感染症の脅威が再認識されており、呼吸器感染症に関する知識の普及啓発を図るため、2024年から「呼吸器感染症予防週間」が新設され、「結核予防週間」と同期間に実施することになりました。
結核はどんな病気?
みなさんは、「結核は過去の病気」というイメージをお持ちかもしれませんが、実は日本では現在でも新しく結核にかかる方が年間10,235人、結核で亡くなる方が年間1,664人と、いまだ重大な感染症の一つです(2022年統計より)。
結核は過去の病気ではありません。高知県でも、毎年50人程度の患者が発生しています。特に80歳以上の高齢者が多い状況です。
結核の初期症状はどんな症状?
結核の初期症状は風邪とよく似ています。
- 咳が出る
- 痰が出る
- 体がだるい
- 微熱が続く
などの症状が、2週間以上続くときは要注意です。早めに医療機関を受診してください。
また、市町村や職場の健診を積極的に受診し、早期発見に努めましょう。
結核の正しい知識と予防で、大切な未来を守りましょう。
結核を予防するためには、健康診断の実施や医療機関への受診が必要です
職場や市町村で行われる健康診断を受け、1年に1回は胸部エックス線検査を受けましょう。
また、風邪のような症状が続くようなら、病院を受診しましょう。
他の人へ感染を防ぐため、早期発見・早期治療が重要です。
その他、免疫力が低下しないように栄養バランスのよい食事と十分な睡眠、適度な運動等、規則正しい生活を心がけることも大切です。
「結核と戦うシールぼうや」
呼吸器感染症について
呼吸器感染症とは、新型コロナウイルス感染症や季節性インフルエンザ、RSウイルス感染症、細菌性肺炎などがあります。
呼吸器感染症の多くは、感染した人が咳やくしゃみして、そこから飛んだ病原体を含む飛沫を吸い込むことで感染します。呼吸器感染症が例年流行する秋・冬前だからこそ、マスク着用を含む咳エチケット、手洗い・手指消毒、換気など基本的な感染対策を心がけましょう。
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