袈裟襷文銅鐸 (2口)

公開日 2024年02月09日

更新日 2024年02月08日

名称ふりがな

けさだすきもんどうたく (ふたくち)

指定等

国(旧法認定)重要美術品

指定年月日

昭和 9年 9月 1日

所在地・所有者等

高知県香美市韮生野 大川上美良布神社・大川上美良布神社

解説

 弥生時代に祭に使われたもので大小2個があり、ともに側面に描かれた文様(もんよう)は、袈裟襷文(けさだすきもん)である。
 1つは高さ 75.7cm であり、いま1つは 67cm である。
 2個とも銅鐸(どうたく)が盛んに作られた時代の終末近くのものであり、畿内(きだい)でともに作られているが作られた場所は異なると考えられ、図案からすれば小さい方が工芸的にすぐれている。
 大川上美良布神社の宝物であり、神社周辺で弥生時代中期末~後期初頭の住居跡などが発見されたことから、この銅鐸もこれらの遺跡と関連して出土したと考えられる。
 平成14年3月29日、県保護有形文化財 (美術工芸品-考古資料-)に指定されている。

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