蚊が媒介する感染症

公開日 2021年06月01日

更新日 2024年02月28日

蚊が媒介する感染症

  毎年、私たちを悩ます蚊が病原体(ウイルス等)を持っていて、人を刺すことにより感染する感染症があります。
  
蚊の種類や地域によって保有している病原体は違います。しかし、すべての蚊が病原体を持っているわけではありません。
  蚊に刺されないようにすることが感染の予防になります。また、庭等で蚊を発生させないことも大切です。


蚊に刺されないために

    ・屋外で活動するときは、肌を露出しない長袖、長ズボンを着用しましょう。
  
・素足でのサンダル履きを避けましょう。
  
・蚊取り線香や虫除け剤などを使って蚊を近づけないようにしましょう。
  
・網戸を閉めて、蚊が家の中に入ってこないようにしましょう。

 


蚊の発生を抑えるために

 蚊は水辺や水面に卵を産み、孵化して幼虫(ボウフラ)になり、10日から15日かけて水中で育ちます。

 ・庭などのバケツ、植木鉢の受け皿などに水が溜まらないように注意してください。

  (水が溜まるプラスチック容器、ビニール袋、古タイヤなども同じです。)

 ・側溝は定期的に掃除をしてください。

    


 高知県では、平成16年から保健所とともに、高知県下に生息している蚊の種類や保有するウイルスについての調査を行っています。

 調査方法

 ドライアイスを用いたライトトラップによる採集方法で行っています。適当な設置場所を選定し、トラップをしかけます。高さは1.2mから2mとし、その脇にドライアイス(1kg)を置きます。設置時間はしかけてから24時間とします。

 


主な蚊媒介感染症

 

 蚊に刺された後、3~7日程度で突然高熱が出た場合は、医療機関などを受診してください。
 また、蚊媒介感染症に関するご相談は最寄りの保健所へお願いします。

           


 

この記事に関するお問い合わせ

高知県 健康政策部 衛生環境研究所

所在地: 〒780-0850 高知市丸ノ内2丁目4番1号 保健衛生総合庁舎
電話: 総務担当 088-821-4960
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保健科学課 088-821-4963
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