理念

　心身共に健康で社会人としての道義心と教養を備え、かつ、自己の技術に自信と誇りを持つ技能労働者を育成する。

概要

　本校は、職業能力開発促進法に基づき設立された県立の職業能力開発施設（職業訓練校）です。若年求職者、中学校・高等学校の卒業者を対象に技能労働者として必要な技能・技術の基礎知識を習得していただくことを目的とした職業訓練（木造建築科、左官エクステリア科）と中高年齢者を中心とした離・転職者の就職を容易にすることを目的とした職業訓練（住宅リフォーム科）を実施しています。
　訓練は全日制で行っており、その期間は、木造建築科が高卒コースと中卒コースがそれぞれ１年間と２年間、左官エクステリア科は１年間、住宅リフォーム科は１０ヶ月間（６月から３月）です。

沿革

昭和22年7月30日

職業補導所の設置に関する規定（勅令第74号）に基づき、中村市山手通りに「高知県中村木工補導所」として設置される。

昭和23年11月8日

職業安定法の施行に伴い、名称を「高知県中村公共職業補導所」と改める。

昭和33年3月31日

中村市新町2丁目に移転する。

昭和33年7月1日

職業訓練法の施行に伴い、名称を「高知県立中村職業訓練所」と改める。

昭和44年10月1日

職業訓練法全面改正施行に伴い、名称を「高知県立中村専修職業訓練校」と改める。

昭和45年8月20日

中村市具同5179番地（現住所）に施設を新設し移転する。

昭和57年4月1日

名称を「高知県立中村高等技術学校」と改める。

平成6年4月1日

洋裁科の廃止、ＯＡ事務科の外部委託、建築科の２年制への移行などにより、５科（木造建築科、鉄骨建築科、住宅サービス科、自動車整備科、自動車板金科）体制に再編する。

平成15年4月1日

自動車整備科、自動車板金科を廃止し、普通課程の３科（木造建築科、鉄骨建築科、左官・タイル施工科）総合住宅サービス科を新設し、建築系４科体制となる。

平成20年4月1日

構造物鉄工科を廃止、普通課程２科（木造建築科、左官・タイル施工科）と短期課程１科（総合住宅サービス科）の３科体制に再編整備する。

平成25年4月1日

短期課程総合住宅サービス科を改編、普通課程2科(木造建築科、左官・タイル施工科)と短期課程1科(住宅リフォーム科)の3科体制に再編整備する。

令和２年４月１日

普通課程の木造建築科に高卒コース（訓練期間１年）として木造建築科Ⅱを新設、従来からの中卒コース（訓練期間２年）を木造建築科Ⅰとする。

普通課程の左官・タイル施工科を短期課程へ変更し左官エクステリア科として再編、従来から短期課程の住宅リフォーム科と併せて全科４コースの体制で整備する。