公開日 2024年05月16日
暑さ指数に注目しよう
近年、温暖化が進んだことにより、高知市の年平均気温は100年前より約1.5度も高くなっています。
中でも、真夏日や熱帯夜の日が非常に増えており、熱中症対策は必須となっています。
そんな熱中症と関わりの大きいものが暑さ指数です。
暑さ指数とは
暑さ指数(WBGT)とは、熱中症予防を目的につくられた指標で、①湿度、②日射・輻射など周辺の熱環境、③気温 の3つを取り入れています。
こちらから暑さ指数を見ることができるので、県内各地の状況をご覧ください。
高知県の暑さ指数観測地点
「国土数値情報(行政区域データ)」(国土交通省)
(https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-N03-v3_0.html)を加工して作成
「暑さ指数」が高くなるとどうなるの?
暑さ指数が28を超えると熱中症の発生リスクが大きく増加します。激しい運動は中止しましょう。
また、暑さ指数が31を超えるとさらに危険です。運動は中止しましょう。
高齢者は、できるだけ外出を避けて、涼しい室内で過ごしましょう。
詳しくは、次の表を参考にしてください。
暑さ指数に応じた注意事項等
引用:熱中症環境保健マニュアル 2022
高知県内の暑さ指数
2014年から2023年までの県内の5地点の状況をまとめました。
高知県の各月の暑さ指数の最高値(2014~2023)
高知県の各月の日最高暑さ指数の平均値(2014~2023)
・5月には2地点で、6月には5地点とも暑さ指数28(厳重警戒)を超える日があり、5月でも暑い日には注意が
必要です。
・7月と8月は5地点とも暑さ指数の最高値が31(危険)を超える熱中症のハイリスク時期です。
・本山は中山間地域ですが、平地の高知より最高値は高く、平均値は同レベルとなっています。
・中村は常に他の地域より暑さ指数が高く、過酷な暑さとなっています。
熱中症警戒アラートに気をつけよう
環境省と気象庁では、「熱中症警戒アラート」の情報提供を行っています。
アラートが発令されたら、熱中症対策をしっかり行いましょう。
熱中症警戒アラート‥熱中症の危険性に対する「気づき」を促すもので、県内いずれかの地点で暑さ指数33以上が
予想される場合に発令されます。
熱中症特別警戒アラート‥R6年4月から開始。
暑さにより、健康に重大な被害が起こるおそれがある(県内全ての地点で翌日の日最高
暑さ指数35に達すると予想される)場合に発令されます。
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