公開日 2024年11月26日
更新日 2024年11月26日
令和6年度「高知県高校生防災サミット」
令和6年度の「高知県高校生防災サミット」は、令和6年11月16日(土)に高知県庁 正庁ホールで開催し、41校から高校生及び教職員、関係者169名が参加しました。
実践校による取組発表では、令和5・6年度の実践校である、安芸高等学校、山田高等学校、高知農業高等学校、高知海洋高等学校の4校に発表していただきました。地域の小学校への出前授業、防災意識を高めるための防災放送、避難場所への防災ベンチの寄贈、防災ワークショップの開催など、各学校の特色ある防災活動が発表されました。参加した高校生からは「この取組が県内に広がるとともに、次の世代にも受け継がれるようにしたい」という感想があり、今後の防災活動を実施するうえでとても参考になったようです。
県外高等学校の取組発表では、兵庫県立舞子高等学校から2002年に新設された環境防災科の紹介や日頃の防災活動について、宮城県気仙沼向洋高等学校から向洋語り部クラブの活動やこれからの展望について、それぞれ発表がありました。
高知県高校生津波サミット(当時)OBである山﨑 健司(やまさき けんじ)氏からは、津波サミットに参加したことをきっかけに防災に興味を持ち、防災・減災について学べる大学へ進学したことや、現在働いている観光業界と防災の親和性などについてお話がありました。
講演では、「Team大川 未来を拓くネットワーク」代表 只野 哲也(ただの てつや)氏より「東日本大震災から学び、仲間と共に未来を描く」と題して、震災後の子どもたちの様子や校舎保存活動の取組、誰もが安心して集まることのできる新たなコミュニティづくりへの取組など、お話をいただきました。参加した高校生からは、「自分の住んでいる地域が被害を受けたとき、復興の力になりたいと考えているのでとても参考になった」という声がありました。
閉会の言葉は、山田高等学校2年生 松浦 岳飛 さんが行いました。「誰も取り残さない、これは難しい目標だと思います。しかし、みなさんが災害を学び、伝え、防災の大切さが広がれば、いつかきっと達成することができると思います。大切な人失わないためにも、ここにいる私たちから行動を起こしていきましょう」と、県内の高校生に伝えました。
- 令和6年度 高知県高校生防災サミット 開催要項[PDF:112KB]
- 令和6年度 高知県高校生防災サミット 報告書
趣 旨
平成28年11月、本県の黒潮町で日本を含む世界30カ国の99校、361名の高校生が一堂に会し、「『世界津波の日』高校生サミットin黒潮」が開会され、若き高校生たちが防災リーダーとしてそれぞれの国や地域で活動していく決意を表明した「黒潮宣言」が採択されました。その黒潮宣言に基づき、今後、高知県の未来を担っていく高校生が防災リーダーとして成長し、活躍することを目的に開催します。
※令和6年度からは、地震・津波だけでなく土砂災害等も含め、本県で想定される自然災害について総合的に学ぶ内容とするため、「高知県高校生防災サミット」に変えています。
開催方法
- 参集方式とZoomによるオンライン方式
日 程
- 令和6年11月16日(土) 10:00~15:30
場所
- 高知県庁 正庁ホール
開 会(10:00~10:20)
- 高知県教育長 挨拶
- 高知県知事 挨拶
- 尾﨑衆議院議員 挨拶
実践校の取組発表(10:20~11:15)
- 高知県立安芸高等学校
安芸高等学校 発表資料[PDF:8.56MB] - 高知県立山田高等学校
山田高等学校 発表資料[PDF:1.63MB] - 高知県立高知農業高等学校
高知農業高等学校 発表資料[PDF:11.2MB] - 高知県立高知海洋高等学校
高知海洋高等学校 発表資料[PDF:8.51MB]
県外高等学校の取組発表(11:15~11:50)
- 兵庫県立舞子高等学校
- 宮城県気仙沼向洋高等学校
高知県高校生津波サミットOB講話(11:50~12:00)
- (一社)高知県東部観光協議会 山﨑 健司 氏
講 演(13:00~15:20)
- 「東日本大震災から学び、仲間と共に未来を描く」
Team大川 未来を拓くネットワーク
代表 只野 哲也 氏
閉会(15:20~)
- 代表生徒挨拶:山田高等学校2年生 松浦 岳飛 さん
この記事に関するお問い合わせ
所在地: | 〒780-0850 高知市丸ノ内1丁目7番52号 |
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学校安全担当 088-821-4533 | |
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