民俗芸能の担い手支援事業について

～新たな担い手とともに、地域の民俗芸能を盛り上げていきませんか？～

　高知県はかつて「民俗芸能の宝庫」とよばれていましたが、県が実施した調査で、現在行われている芸能は500余りにとどまり、過疎化、少子高齢化の影響で400近い芸能が中断または廃絶し、地域の民俗芸能が衰退しつつある現状がわかりました。さらに、近年の新型コロナウィルス感染拡大予防対策で一時中断したまま再開されていない芸能も確認されています。

　各地域で継承されてきた土佐の伝統芸能はかけがえのない県民の財産であり、次世代に向けて継承の輪を広げていくことが求められています。

　継承するうえで担い手不足が課題となっている芸能があることから、本県では令和６年度から新たに、大学や企業など外部の支援者と保存会をマッチングする体制を整え、地域や参加者同士の交流を深め、貴重な土佐の民俗文化の活性化・伝承を図る「担い手支援事業」を実施しています。

担い手支援事業実施イメージ[PDF：250KB]

　各地域の民俗芸能を支える保存会の皆さんの要望を集約し、マッチングにかかる調整、外部からの参加に係る費用負担を行います。要望等がございましたら、お気軽に下記お問い合わせ先までご連絡ください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

事業内容

　県内の保存団体が実施する民俗芸能等について、受入団体の希望を基に、県内の大学・企業等との調整を行い、参加団体からの参加を支援します。

　○経費負担内容

　・活動に要する旅費、宿泊費

　・車両等の借上料や会場使用料として支払われる経費

　・傷害・損害保険料として支払われる経費

　・活動にかかる物品購入等に要する経費

　　詳細は、高知県民俗芸能等担い手支援事業実施要領 [PDF：448KB]  をご確認ください。

　○取組事例

　　詳細は、担い手支援事業実績一覧[PDF：55.8KB]  をご確認ください。

問い合わせ先

　高知県文化生活部歴史文化財課 文化財担当

　〒780ｰ8570　高知市丸ノ内1－2－20　

　電話：088-823-9052