令和6年度の事業(学校支援事業)

公開日 2025年09月29日

「中一学級づくり合宿・小学生宿泊体験学習」

「中一なかまづくり合宿」

 中学校入学における新しい仲間との学校生活に際し、個々の生徒が仲間と過ごす上での大切な心構えを持ち生活する気持ちを高めていくことや、新しい環境や生活に対する不安や緊張の緩和支援を目的にした合宿の受け入れを行っています。仲間づくりをテーマにした様々な活動プログラムや野外炊飯などの協働体験から、新しい仲間との心のつながりの構築や信頼関係づくり、また、思いやりの気持ちの大切さなどの気づきを得ていく支援を行っています。事前の研修相談で希望の活動等についてお伺いし、計画に基づいて実施しています。

<令和6年度実績>9校(うち、日帰り3校、出張指導2校)
<主な活動内容>
 ・仲間づくり活動(心の冒険プログラム(PA系)、ひらめき体験教室)
 ・屋外活動(野外炊飯、のいち歴史探訪)
 ・スポーツ的活動(チームC1)

  

               

「小学生宿泊体験学習」

 小学校5年生で多く行われている宿泊学習の受入れを行っています。仲間づくりや学級・学年の友情を深めることと併せて、修学旅行に向けての生活訓練や小学校高学年としての自覚を促すことなど、学校の目的に合わせて実施しています。
 下の内容にある各種学習プログラムをはじめ、班旗づくりなど学校が企画進行する独自のプログラムについても事前の研修相談でお伺いし計画実施ができますので、研修相談時にご相談ください。

<令和6年度実績>20校
<主な活動内容>
 ・仲間づくり活動(心の冒険プログラム(PA系)、ひらめき体験教室、キャンドルのつどい)
 ・屋外活動(野外炊飯、のいち歴史探訪、ポイントオリエンテーリング)
 ・創作活動(バードカービング)
 ・スポーツ的活動(タグラグビー教室、チームC1、スナッグゴルフ、ターゲットバードゴルフ) など

       

「昔のくらし体験教室」(小学校対象)

 小学3年生社会科における「かわる道具とくらし」の単元に関する学習としての利用が主となっています。囲炉裏端・農機具・七輪・洗濯板などの体験を通して、昔の暮らしを想像したり、昔の人の知恵や工夫を感じ取ってもらえる内容にしています。希望があれば、兼山遺構の三又の見学や火打ち石を使った火おこし体験も実施しました。道具を見るだけでなく実際に触ったり動かしたりすることで、より深い理解となっているようです。

<令和6年度実績>15校 19学級

     

「化石採集体験教室」(小学校対象)

 第6学年理科における土地のつくりと変化の単元に関する発展的な学習としてのご利用等、令和6年度も各校からの申し込みを受け付け実施しました。
 安田町唐浜にある化石体験場では、約270万年前海底だった地層を見学したり、その海底で実在していた貝などの化石を採集する活動に取り組んでもらいました。採集した化石についた土をこすり落とすクリーニング作業も、各児童がとても集中して取り組んでいました。一連の活動の最後となる化石の名前調べでは、たくさんある標本化石から採集した化石と同じ特徴のものを見つけ、同定していく活動に取り組みました。採集した化石の名前が分かる喜びを感じると、いろいろな種類の化石を次々に同定していく主体的な姿が見られました。
 また、土地の隆起や地殻変動についての関心がより高まるよう、化石の混じる地層がどのようにして作られていくかに関する話を聞いてもらうなど、今年度も貴重な体験をしてもらうことができました。

<令和6年度実績>3校 3学級

 

  

「どきどき体験活動」(不登校支援事業)

どきどき(ネット依存脱却)キャンプ    令和6年7月20日(土)~21日(日)

 近年、学校での児童・生 徒一人一台のタブレット活用がが定着し、スマートフォンなどの個人所有率も年々上昇しているなど、子ども自身のネット活用が至る所に浸透してきています。一方で、オンラインゲームや動画視聴、SNSなどの過剰利用により、家庭や学校の生活に支障をきたしている「ネット・ゲーム依存」の問題が、どの学校や学級でも慢性的に抱えている状況になりつつあります。

そこで、県外の青少年施設で実践されている「ネット・ゲーム依存脱却キャンプ」を今年度開設し、ネットやスマホの使い方をもう一度見返す取り組みを計画しました。

〈参加対象者〉小学5年生から中学3年生までの児童生徒10名

〈活動内容〉どきどき講座①②③④⑤(テキストを活用した学習)

      どきどき活動①②③④⑤⑥(ダンス、野外炊飯、いかだ作り、シーカヤック体験、

                   キャンプファイヤー・ピザ作りなど)

      サポーター講座①②(保護者の方との話し合いなど)

   

  

〈振り返り〉

 各自の「キャンプのしおり」には、どきどき活動の楽しい思い出がたくさん書かれていました。また、どきどき講座で使用した「テキスト」には、参加者全員がこれまでのネット活用について振り返り、これからの活用方法について自分の考えを書き込むことができました。ネットやゲームとの付き合い方を考える素敵な時間になりました。

 

「どきどき発見隊」

 学校や教育支援センター、教育研究所と連携し、不登校傾向の児童・生徒の居場所のひとつとして、いずれ大人になり社会に出る子どもたちが「自立する力」を育んでいけるよう体験活動の場を提供していくことを目的として実施しています。令和6年度は4回企画しうち2回は中止となりましたが、参加者はいろいろな体験活動に取り組みました。

第1回 野外炊飯 編
 ・ピザ釜づくり
 ・ピザ生地づくり
 ・ピザを焼く


     
 
第2回 レク・交流 編

 ・スナックゴルフ(雨天時:ボッチャ)
 ・近況報告(テキストを活用しての情報共有)


      
    
第3回 海の活動 編(天候不良のため中止)
 ・YASU海の駅クラブ
 ・いかだ作り(シーカヤック体験) 
 
 
第4回 昔のくらし 編(応募者なしのため中止)
 ・足ふみ脱穀機などの昔の農具体験
 ・囲炉裏端体験
 ・火起こし体験
 ・七輪体験

この記事に関するお問い合わせ

高知県立青少年センター

所在地:〒781-5232 高知県香南市野市町西野303番地1
電 話:0887-56-0621
FAX:0887-56-0622
メール:310405@ken.pref.kochi.lg.jp

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