幼稚園児と一緒に「特殊詐欺・悪質商法の被害防止」を呼びかけました

公開日 2025年05月29日

おかしなハナシにきをつけて!!  さぎにきをつけて!!

 5月26日(月)、幼稚園児が特殊詐欺や悪質商法の被害を防ぐために、高知大丸北側のアーケードで啓発活動を行いました。

 啓発活動を行ったのは、くるみ幼稚園(高知市北竹島町)の園児さん20名です。

 園児の皆さんは、買物客や通行人に対して、「おかしな話に気をつけて!!」と声を合わせて呼びかけたり、「振り込め詐欺をミやぶレー」ビスケットや啓発チラシ等が入った手提げ袋を配ったりしながら、特殊詐欺や悪質商法の被害に遭わないよう注意を促しました。

集団で呼びかけ②  集合での手渡し①

集団で呼びかけ①   集合での手渡し②

           


  昨年、県警察が認知した県内における特殊詐欺被害は、認知件数56件、被害額約2億3,115万円(過去2番目に高額で、令和5年の被害額の約3倍)に上っており、今年は4月末現在で認知件数31件、被害額約1億8,054万円と、昨年を超えるペースで被害が拡大しています。

 県警察によると、最近の特殊詐欺では、「+1」や「+44」などの番号で始まる国際電話が被害者宅の固定電話にかかってきたり、犯人側が警察官や自治体職員などの公務員をかたるなどの特徴があります。

 また、昨年からSNSを利用した投資詐欺やロマンス詐欺の被害が拡大しています。

 昨年、県警察が認知した県内におけるこれらの詐欺の被害は、SNS型投資詐欺が認知件数28件、被害額約4億4,589万円で、SNS型ロマンス詐欺が認知件数28件、被害額約2億1,029万円となっており、今年は4月末現在でこれらの詐欺の被害額が合計で2億円を超えています。

 県警察によると、SNS型投資詐欺では、偽の投資アプリを使い、投資金や手数料などの名目で、SNS型ロマンス詐欺では、被害者に恋愛感情を抱かせた上で面会要求や投資金などの名目で、現金や仮想通貨をだまし取る手口が増えています。投資経験のある方が金銭をだまし取られるなど、誰もが被害に遭う危険性があります。

会ったこともない人からお金の話があったら、詐欺を疑って!

できるだけ早めに、家族や警察などに相談しましょう!

この記事に関するお問い合わせ

高知県 文化生活部 県民生活課

所在地: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号(本庁舎5階西)
電話: 消費生活担当 088-823-9653
生活安全・犯罪被害者等支援担当 088-823-9319
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ファックス: 088-823-9879
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