公開日 2025年10月16日
第1回 若手技術職員研修会を開催しました(令和7年10月2日、3日)
【研修の概要】
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実施日:令和7年10月2日(水)、3日(木)
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開催場所:幡多農業振興センター、黒潮町市野瀬地区(ほ場整備工事現場)
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参加者:
高知県16名、中国四国農政局高知南国農地整備事業所4名、
高知県土地改良事業団体連合会5名(計25名)
今回、若手技術職員向けの研修会を3団体が合同で実施する、初めての取り組みとなりました。
参加者は、工事現場での最新技術の活用状況を学ぶとともに、農業インフラに関する事業全体の理解を深めました。
【1日目:現場研修(黒潮町市野瀬地区)】
黒潮町市野瀬地区で実施中のほ場整備工事の現場を見学しました。
現場ではICT施工が導入されており、施工の効率化と精度向上を図っています。
施工者である有限会社西部総建から、3次元測量データを基にした設計図の3Dモデル化や、重機に取り付けたICT機器による高精度な施工管理について説明を受けました。
また、実際に稼働している重機を見学し、ICT施工の仕組みと効果を肌で感じることができました。
↑施工者からICT機器を搭載した重機の説明
↑ICT機器による重機の操作方法を見学
【2日目:座学研修(幡多農業振興センター)】
2日目は幡多農業振興センターにおいて、農業基盤課職員および高知県土地改良事業団体連合会による座学を実施しました。
講義では、農業農村整備事業の概要や、計画・設計・施工管理に至る一連の業務について学びました。
参加者からは、
「現場と座学の両面から学ぶことで事業の流れを体系的に理解できた」
「ICT施工を現場で体験できたことが印象的だった」
などの感想が寄せられました。
↑座学研修の様子
【おわりに】
今回の研修会は、県・国・高知県土地改良事業団体連合会が連携して若手職員の育成に取り組む初の試みとなりました。
最先端のICT技術と農業インフラに関する基礎知識を学ぶことで、技術力向上と参加者の連携意識の醸成、現在行っている業務のやりがいにもつながる、有意義な研修となりました。
次代を担う農業土木技術職員の育成を図るため、今後も3団体が連携しながら、実践的な研修会を実施していきます。
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