公開日 2025年11月25日
土佐の伝統芸能フォーラムの開催について
高知県の伝統芸能は、少子高齢化や過疎化により担い手不足が深刻化し、継承の危機に直面しています。活動が中断したまま再開できない事例も見られ、地域文化を将来へつなぐための新たな取組が求められています。
この状況を受け、県では令和6年度から「民俗芸能等担い手支援事業」により、大学生や企業などの外部人材と保存会とのマッチングに取り組んでおり、若い世代が参加することで保存会が活性化した事例や、学生が地域の歴史・文化を学ぶ貴重な機会となった事例が生まれています。
本フォーラムは、こうした取組の成果を広く紹介するとともに、保存会と学生がそれぞれの経験を語り合い、今後の展望を共有する場とするものです。伝統芸能の魅力と意義を改めて認識し、世代を超えた交流の機会を創出することで、継承への社会的気運をさらに高めることを目的としています。
当日は、愛媛大学地域協働推進機構特定准教授の大本敬久氏を有識者としてお迎えし、学生や保存会、特別ゲスト(調整中)とともに、若者の視点から「伝統芸能のこれから」について考えます。商業施設から幅広い世代へ民俗芸能の魅力と“今”の取組を発信するこの機会に、ぜひご来場ください。
※登壇者、プログラム等の詳細は、決まり次第このページでお知らせします。
1.開催日時
令和8年1月17日(土)13:30~16:00
2.開催場所
イオンモール高知 南コート
(高知市秦南町一丁目4番8号)
3.主 催
高知県文化遺産総合活用推進委員会
4.後 援
高知県教育委員会、高知新聞社、NHK高知放送局、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、株式会社エフエム高知、高知ケーブルテレビ株式会社
5.プログラム
(1)第1部 パネルディスカッション 13:30~14:30
テーマ:「若者の目に映る伝統芸能と継承の未来」
内容:
・県内の民俗芸能を取り巻く現状と「民俗芸能等担い手支援事業」の紹介
・学生・保存会による取組報告と意見交換
・有識者によるコメントおよび全国的な状況との比較 ほか
(2)第2部 伝統芸能演舞 14:45~16:00
内容:
・赤野獅子舞 (安芸市)
・大利太刀踊 (高知市)
・津野山古式神楽 (津野町)
※構成・時間等は調整中のため、変更となる場合があります。
6.登壇者(予定)
・有識者:
大本 敬久(おおもと たかひさ)氏
愛媛大学地域協働推進機構 特定准教授(民俗学)
・パネリスト:
民俗芸能等担い手支援事業に参加した大学生
県内民俗芸能保存会の代表者 ほか
・特別ゲスト:
県内で活動するタレント等(調整中)
7.主催・お問い合わせ先
高知県文化遺産総合活用推進委員会
(事務局:高知県文化生活部 歴史文化財課)
電話:088-823-9088
この記事に関するお問い合わせ
| 所在地: | 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号(本庁舎5階) |
| 電話: | 総務・施設管理担当 088-823-9112 |
| 記念物・埋蔵文化財担当 088-823-9052 | |
| 文化財担当 088-823-9088 | |
| ファックス: | 088-823-9063 |
| メール: | 142001@ken.pref.kochi.lg.jp |
| 住所: | 〒780-0870 高知県高知市本町4丁目1-35(高知県自治会館4階) |
| 電話: | 088-821-7950 |
| ファックス: | 088-821-7953 |
| メール: | 142001@ken.pref.kochi.lg.jp |