高知県伝統的特産品の新規認定について

公開日 2026年02月05日

高知県伝統的特産品の新規認定

 土佐漆喰について、令和8年1月19日付けで伝統的特産品の第12品目に認定いたしました。今後は、郷土で育み受け継がれてきた伝統的特産品として、他の伝統的工芸品及び伝統的特産品とともに、ホームページ等を通じて、情報発信やPR活動を行って参ります。

 

土佐漆喰とは

~土佐の地で生まれた、最高級の品質を誇る耐水性に優れた壁材~

 

○土佐漆喰の特徴

土佐漆喰は、塩焼工法により製造された消石灰と3ヶ月以上発酵させた稲わら、水を練り合わせて製造されます。
・通常の漆喰では、作業効率向上のため、海藻や植物から抽出したノリ材を配合しますが、土佐漆喰ではノリ材を配合しません。

ここでポイントとなってくるのが、"発酵させた稲わら"です。

・稲わらが発酵することでヌメリのある物質が分泌され、これがノリ材の代わりの役割を果たします。

※ノリ材を使わないことで、乾燥・収縮が軽減されてヒビ割れが抑えられることにより、耐水性が高い漆喰が出来上がります。

 

○ 主要な用途
漆喰建材として建物の壁や屋根に使用
・高知県は激しい降雨が多い地域ですが、この気候に適した漆喰壁として多く使用されています。

(使用建築物例)
 県内:高知城、オーテピアなど
 県外:皇居大手門、松山城(愛媛県)など

県内外の歴史的建造物、文化施設等で採用されてます。

 

土佐漆喰HP掲載用写真(高知城城壁)

土佐漆喰ならではの塩焼工法について

石炭(コークス)を燃料にし、少量の塩を添加しながら石灰石を焼成する工法。

 

○焼成にあたっての管理方法

竈の形状上、計器類の使用が難しいため、現状は焼成作業員の経験と手作業に委ねた管理方法となっています。

この工程に職人の技術や経験が生かされてます。

 

○塩焼工法の伝統性
土佐石灰業史(1942年発行)より、製造に扱う燃料が木炭から石炭に変化していった明治18年(1885年)頃には、塩を使用して焼成する工夫がされていたことが読み取れる記述があり、昔から伝統的な工法として塩焼工法が存在していたことが分かります。

現在も、昔ながらの工法を大切にしながら、土佐漆喰を製造されております。

 

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問い合わせ先

工業振興課 地場産業担当

電話 088-823-9720

この記事に関するお問い合わせ

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