公開日 2026年09月15日
地球温暖化による気候変動の影響で、近年、夏から秋にかけての高温が顕著になっています。
全国では、2025年6月~8月の平均気温偏差(基準値(1991~2020年の30年平均値)
からの偏差)が、+2.36℃と統計開始以来最高を記録しました。
高知市でも、2025年、猛暑日を含む最高気温30℃以上の「真夏日」が約4ヶ月(110日)と
過去最多となりました。最低気温が25℃以上の「熱帯夜」も、2024年に過去最多の約2ヶ月
(61日)を記録し、昨年も2番目に多い57日でした。

こうした中、職場における熱中症も増加傾向にあり、死亡者及び休業4日以上の死傷災害は
2025年に全国で1,803人と2024年に比べて約43%も増加し、統計を取り始めた2005年以降、
最多となりました。
そのため、2025年には労働安全衛生規則が改正され、対象となる作業を行う事業者に
職場での熱中症対策が義務づけられました。
対象となる作業:暑い場所において継続して1時間以上または1日に4時間以上行う作業
※「暑い場所」とはWBGTが28℃以上又は気温が31℃以上の場所
職場での熱中症対策は、事業者と労働者が共に取り組むことが大切です。
みんなで職場における熱中症を防ぎましょう!
職場における熱中症対策の例
事業者
- 大型扇風機・ミストシャワー等の設置
- 日光や照り返しを防ぐ屋根・タープ・よしず・サンシェード等の設置
- 休憩場所の確保
☑休憩場所はできるだけ作業場所の近くに!
☑可能であれば冷房、難しければ扇風機(ミスト付も有り)等の設置
☑脚を伸ばして横になれるスペースの確保
☑冷蔵庫やウォーターサーバーの設置
☑日よけテントやパラソル等で日陰を作り、風通しを良くするだけでも効果あり!
- 休憩時間・休憩回数の確保
☑1時間作業したら10分休憩するなど - 暑さのピークを避けた勤務時間の設定
☑早朝・夜間などへのシフト変更
労働者
- ファン付き作業服、クールベストの着用
- 定期的な水分・塩分摂取
☑30分毎にコップ1杯など
- 休憩時に手足をぬらしたり、送風スプレーを利用した身体冷却
- 控えめな飲酒
☑アルコールの利尿作用で脱水状態になりやすいため、仕事前日は控えめに! - 十分な睡眠
☑寝不足だと体温調整機能が低下 -
1日3食の食事
☑食事で十分な栄養補給・体力維持を
-
体調が悪い時は、迷わず周りの人に相談
-
周りに熱中症のおそれのある人がいた場合、適切な応急手当、医療機関への連絡を!
この記事に関するお問い合わせ
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