環境学習プログラム

公開日 2019年07月11日

 このページでは、高知県衛生環境研究所及び認定特定非営利活動法人環境の杜こうちで借りることができる資材を使った環境学習の事例を紹介します。

●化学的水質調査(河川)

実験スピーカー【概要】
河川の水質を化学的視点から調査する

【ねらい】
河川環境を化学的にとらえる経験を通じて川に対する意識の向上を図り、自分たちの生活を振り返り、環境に配慮した生活をおくる態度を育てること

【貸出物】
高知県衛生環境研究所貸出物

  • 透視度計
  • 清流度計
  • パックテスト結果まとめ用ボード
  • 環境学習用パネル

認定特定非営利活動法人環境の杜こうち貸出物 ※環境の杜こうちのホームページへリンクします

  • 簡易水質検査セット(pH、COD、PO4、NO2、NO3、NH4、水温)
  • パックテスト(COD、アンモニウム、亜硝酸、硝酸、リン酸)
  • テント
  • 水質検査器(濁度・色度計)
  • pH/DOメーター
  • ワイヤレスアンプ(マイク)

【学習風景】

汚れの度合い学習 COD(化学的酸素要求量)のパックテストを使って川の汚れ具合を調べています。
汚れの度合いを色で判断するので、低学年の小学生でも扱いやすいです。
仁淀川清流度測定 仁淀川で清流度を測定しました。
清流度とは、四万十川水系独自の水質評価基準のひとつです。
川の透明さを視覚で判断します。
視覚で判断透視度計 透視度計です。
こちらも、水の濁り具合を視覚で判断する資材です。
清流度計とは違って、川の中に入らずに調査することができます。
野外環境学習 野外での環境学習の様子です。
パネル透視度計説明 環境研究センターでは、水質調査の機材の使い方を説明するパネルも数多く貸し出しております。
写真は、透視度計の使い方を説明しています。
パックテスト 科学的水質調査で頻繁に使用されるパックテストの調査結果をまとめるホワイトボードです。
様々な水を調べるときに、非常に便利です。

●生物学的水質調査(河川)

優雅に泳ぐ魚【概要】
河川の水質を生物学的視点から調査する

【ねらい】
河川に棲む生物と触れあう経験をすることで、川に対する意識の向上を図り、自分たちの生活を振り返り、環境に配慮した生活をおくる態度を育てること

【貸出物】
高知県衛生環境研究所貸出物

  • 生物調査セット(バケツ・網・ピンセット・バット・ルーペ)
  • 環境学習用パネル
  • 水生生物観察用水槽かんさつくん

認定特定非営利活動法人環境の杜こうち貸出物 ※環境の杜こうちのホームページへリンクします

  • 生物調査セット(バケツ・網・ピンセット・バット・ルーペ)
  • 双眼実体顕微鏡
  • 胴長
  • テント
  • ワイヤレスアンプ(マイク)

【学習風景】

水生昆虫石の裏 水生昆虫は、大きい石の裏などに巣を作ります。
石をめくって、網やピンセットで捕まえてみましょう。
ヒゲナガカワトビケラ ヒゲナガカワトビケラです。川の流れが、比較的緩やかな場所を好みます。
下の写真でヒゲナガカワトビケラの作った巣を紹介しています。
顕微鏡で観察 顕微鏡を使えば、水生昆虫の体の特徴を現場で観察することができ、種の同定を行うのにとても便利です。
水生生物学習会 水生生物調査セットとして、バケツや網なども貸し出しております。
こちらは、両機関で借りることができるので、規模の大きい学習会にも対応できます。
ヒゲナガカワトビケラの巣 これは、ヒゲナガカワトビケラの巣です。
水中の小石や枯れ葉などを糸で固定させてつくります。
苦手な虫も採取 虫の苦手な子もいますが、学習会の終盤には、自分で採取できるようになりました。

 高知県環境研究センター及び環境の杜こうちでは、今回紹介した資材以外にも数多くの貸出資材があります。
 詳しくは、ホームページやお電話でご確認ください。

 高知県衛生環境研究所 貸し出し資材等のページへ
 認定特定非営利活動法人環境の杜こうちのホームページへ

この記事に関するお問い合わせ

高知県 健康政策部 衛生環境研究所

所在地: 〒780-0850 高知市丸ノ内2丁目4番1号 保健衛生総合庁舎
電話: 総務担当 088-821-4960
企画担当 088-821-4961
保健科学課 088-821-4963
生活科学課 088-821-4964
環境科学課 088-821-4697
ファックス: 088-821-4696
メール: 130120@ken.pref.kochi.lg.jp
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