平成25年度 「対話と実行行脚」 第1回 安田町

公開日 2013年04月22日

更新日 2014年03月16日

「対話と実行行脚」 第1回 安田町訪問実績

日時:平成25年4月17日(水曜日)

視察地

  1. 唐浜地区避難タワー
  2. 施設園芸(土佐鷹)ハウス
  3. 輝るぽーと安田・土佐の元気市
  4. 安田と夢ファクトリー・キララ
  5. メガソーラー施設
  6. あったかふれあいセンター(安田町保健センター)
  7. 大心劇場
  8. 味工房じねん
  9. 集落活動センター「なかやま」
  10. 旧魚梁瀬森林鉄道施設(エヤ隧道)
  11. せせらぎの郷小川
  12. 安田まちなみ交流館「和」

 

視察の様子

 

 

1.唐浜地区避難タワー

H24.11月に完成した避難タワーを見学。国道から300mほどのところに位置し、唐浜中・唐浜西地区の住民の皆さんの避難場所になっています。地上15.3mの屋上から見るこの海岸地区は、民家が国道より低い位置にあり、避難タワーの必要性を実感しました。避難タワーがあることで住民の避難意識が高まっていることや普段から集会所として活用するなど、住民にとってより身近な存在に感じられるような工夫がされ、避難タワーが効果的に活かされていることを教えていただきました。

2.施設園芸(土佐鷹)ハウス                                                          

「土佐鷹」品種のナス栽培に取り組まれている生産者のハウスを視察。                        天敵の導入や牛糞堆肥などの有機物を使ったこだわりの土づくりで「土佐鷹」の普及に大きく貢献されています。これらの技術について、生産者の方は「昔の人の知恵」と話され、先人から伝わってきた知恵や技術がこうして伝承されていることに感銘を受けました。                       

3.輝るぽーと安田・土佐の元気市

こちらは、地場産品の直販所。                   木が香る店内には新鮮な野菜や加工品、工芸品などがたくさん並んでいました。また、お弁当の種類の多さ、一人分を意識した惣菜などきめ細やかな商品作りがされ、店内の一角には、日用品などのコーナーもあり、スーパーの代わりとして、住民のための地域に根付いたお店になっていると感じました。

4.安田と夢ファクトリー・キララ

「安田(あんた)の白い夢」が商品名のマンゴー大福で有名なお店を視察。こちらは、安田町の食材を活用した特産品の開発や地産地消、地産外商に取り組んでいます。マンゴー大福は、地元のPRになればと安田町も力を入れて全国的に売り込んでいる商品。ショーケースには、今、旬の文旦タルトや珍しいトマトのタルトなど数種類のケーキも並び、見るだけで幸せな気分になりました。

5.メガソーラー施設

北大野工業団地にH25.3月に完成した大規模太陽光発電施設(想定出力1メガワット)を視察。                             広大な土地に配置された4,256枚の発電パネルは圧巻で、企業の担当者から「パネルの継ぎ目が一直線に見える配置は、施工者の技術力がないとできない」との説明。実際に見て納得。雨の翌日はパネルのほこりが取れ発電量がUPするそうです。

6.あったかふれあいセンター(安田町保健センター)

安田町保健センターで開設されているあったかふれあいセンターに伺いました。ホールでは、14名の高齢者が集まり梱包用のテープを使ったカゴ作りやおしゃべりをされていました。当日はちょうど、毎週水曜日に開催されている「ほたる喫茶」が営業中。ボランティアの方々とともにイキイキと働く障害者の方々の姿がありました。手作りのお菓子とコーヒーはセットで100円です。

7.大心劇場

手描きの看板にレトロな雰囲気の建物で目を引く「山の中にある映画館」。             俳優をはじめいろんな方たちが全国から訪れています。劇場の中は、壁一面に貼られた昭和の映画ポスターや昔ながらの古いイスが並び、そこには“3丁目の夕日”の世界が広がっていました。この日は、映画の予告編を観賞。「この映画館は絶対にやめられん」と話す館長からは強い意志が伝わってきました。

8.味工房じねん

こちらは、安田町中山地区にある地場産品の販売所と食事処。                           採れたての野菜や天然鮎の販売、自然薯(山芋)や文旦、鮎などのアイスクリームも人気です。当日は、鮎アイスにチャレンジ!ほんのりと鮎の風味がしました。じねん丼(親子丼の上に自然薯がたっぷりのった)もおすすめメニューとのこと。これらは、すべて店舗の奥にある厨房で作られているそうです。

9.集落活動センターなかやま

県内で7ヶ所目となる、H25.4.1に開所した「集落活動センター」。                     この日は、仮事務所の安田町中山支所で、たくさんの住民の方々が見守る中、「中山を元気にする会」の代表者などによる看板掛けが行われました。地域おこし協力隊の方も新たに就任し、地域の賑わいの拠点づくりに向け、今後の活動に期待が高まります。

10.旧魚梁瀬森林鉄道施設(エヤ隧道)

国重要文化財として指定されている旧魚梁瀬森林鉄道施設のひとつ「エヤ隧道」を視察。                                 川原の砂岩を積んだ半円アーチ形の隧道は、明治44年に建設されています。石を削って正確なアーチ形に積み上げる当時の技術の素晴らしさがうかがえます。この施設を利用した「隧道カフェ」で聴くジャズは音響も良く、訪れた方には大変好評のようです。

11.せせらぎの郷小川 

H17年に旧小川小学校の講堂などをリニューアルして宿泊・体験施設として活用。集落活動センター活動に関わる中山地区の住民の方々と意見交換を行いました。この施設には、口コミで年間約150人が訪れ、夏になると河川プールで泳ぐ子どもたちの声で地域が明るくなるとのこと。印象的だったのが、地域おこし協力隊の方の「中山間地域で何かできないかと思ってやって来た」との頼もしい言葉。今後の活動に期待がかかります。

12.安田まちなみ交流館「和」

古民家の「旧柏原邸」「旧市川医院」を修復し、観光の案内や情報発信、交流施設として活用されています。2012年には、国の登録有形文化財として指定され、「土佐の町家・雛祭り」や「龍馬展」など、年間を通じて企画展が行われ、町の活性化の拠点となっています。                             こちらでは、現在、企画展『「海援隊約規」物語』を開催中です。

 

この記事に関するお問い合わせ

高知県 総合企画部 広報広聴課

所在地: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号(本庁舎2階)
電話: 広聴担当 088-823-9898
広報担当 088-823-9046
ファックス: 088-872-5494
メール: 080401@ken.pref.kochi.lg.jp
Topへ