公開日 2024年02月14日
1 県民の皆様へ
(1)国内における発生状況
・現在、発生は確認されていません。
(2)国外における発生状況
・周辺諸国(ロシア極東地方、中国、台湾など)では、依然として口蹄疫が発生していることから、畜産農家の皆様方におかれましては、引き続き、飼養衛生管理の徹底や早期摘発のための監視の強化に万全を期していただくようお願いします。
・韓国では、平成22年11月に発生が確認され、韓国のほぼ全土にまん延し、本年4月までに約348万頭の家畜が処分されています。
■外国に行かれる場合に注意していただきたいこと
・農林水産省は、韓国における口蹄疫の拡大を踏まえて、動物検疫の強化を進めています。
・地方空港を含め出国エリアや航空機内等における旅客への注意喚起のためのアナウンスを実施しています。
【具体的なアナウンスの内容(抜粋)】
◆発生国からの肉製品の持ち込みは禁止されていること
◆海外では、家畜を飼っている農場などへの立入は極力避けていただきたいこと
◆帰国時には、靴底消毒を受けていただきたいこと
◆やむを得ず海外で農場など畜産関連の施設に立ち寄ったり、ゴルフシューズなど土の付いた靴などを持っている人は、動物検疫所のカウンターに寄っていただきたいこと
リーフレット「海外へ旅行・日本へ入国される皆様へ」[PDFファイル/276KB]
詳しくは「旅客への注意喚起の具体的内容」[PDFファイル/102KB]
詳しくは「動物検疫所ホームページ(家畜の伝染性疾病の侵入を防止するために から海外へ旅行される方へのお願いから)」へ
■高知龍馬空港に到着した海外チャーター便搭乗客に対する靴底消毒など
・高知龍馬空港には国際定期便の就航はありませんが、11月に高知と台湾を結ぶチャーター便が、6便就航しました。
・農林水産省動物検疫所では、高知龍馬空港に海外からの臨時便などが到着した際には、乗客が通る場所に、靴底消毒用のマットを敷いています。
・海外から肉製品を持ってきてしまった方、海外で家畜関連施設に立ち入った方、土の着いた衣服や靴などを持っている方は動物検疫カウンターに申し出てください。
高知龍馬空港における靴底消毒風景など[PDFファイル/1.04MB]
2 口蹄疫や肉、牛乳の安全性について
■口蹄疫は牛、豚などの偶蹄類の動物の病気です。
詳しくは「農林水産省ホームページ(口蹄疫について知りたい方へ)」へ
■口蹄疫は人に感染することはありません。仮に、感染牛の肉や牛乳を摂取しても人体に影響はありません。
・口蹄疫は、牛、豚などの偶蹄類の動物の病気です。
・感染牛の肉や牛乳が市場に出回ることはありません。
・口蹄疫は、人に感染することはありません。
・仮に、感染牛の肉や牛乳を接種しても人体に影響はありません。
詳しくは「食品安全委員会:宮崎県における牛の口蹄疫の疑似患畜の確認について(平成22年4月20日)」[PDFファイル/88KB]
3 現在の高知県の取組(平成23年度)
■畜産農家等への情報提供、注意喚起
| 通知回数 | 文書日付 | 内容 | 
|---|---|---|
| 
			 1  | 
			
			 4月18日  | 
			・韓国における再発を受けて | 
| 
			 2  | 
			
			 4月22日  | 
			・韓国における続発を受けて | 
| 
			 3  | 
			
			 4月26日  | 
			・国内における病性鑑定事例を受けて | 
| 
			 4  | 
			
			 10月17日  | 
			・中国における発生を受けて | 
| 
			 5  | 
			
			 10月31日  | 
			・台湾における発生を受けて | 
| 
			 6  | 
			
			 11月8日  | 
			・台湾における発生を受けて(2回目) | 
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			 7  | 
			
			 12月15日  | 
			・台湾における発生を受けて(3回目) | 
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			 8  | 
			
			 12月19日  | 
			・年末・年始における発生予防の徹底 | 
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			 9  | 
			
			 1月10日  | 
			・中国における発生を受けて(2回目) | 
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			 10  | 
			
			 1月24日  | 
			・台湾における発生を受けて(4回目) | 
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			 11  | 
			
			 3月6日  | 
			・台湾や中国における継続発生や、これまで我が国の初発事例が春季であることを受けて | 
| 
			 12  | 
			
			 3月6日  | 
			・台湾における発生を受けて(5回目) | 
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			 13  | 
			
			 3月12日  | 
			・ロシア極東地方における発生を受けて | 
(2) 研修会の開催
・近隣諸国での発生が続いていることや、我が国での発生が春季にあったことをを踏まえ、本県への侵入防止対策に万全を期すため、3月14日に県域の研修会を開催しました。研修会では、畜産関係団体に対し、最新の発生状況を説明するとともに、飼養衛生管理基準の遵守について協力を求めました。
・地域研修会については、今後、各家畜保健衛生所単位で開催し、畜産農家や市町村等の関係者に対し研修を行います。
■防疫体制強化に係る打合せ会議
・口蹄疫の発生時には、早期の防圧を図るため、防疫作業を迅速・的確に進める必要があります。
・このため、家畜保健衛生所や畜産試験場の家畜防疫員を構成員とする防疫作業のワーキンググループを平成23年度に立ち上げ、防疫作業の具体的な進め方を検討したり、動員者に対する的確な作業指示のできる防疫作業リーダーの育成に取り組んでいます。
| 
			 開催回数  | 
			
			 開催日時  | 
			
			 議事内容  | 
		
|---|---|---|
| 
			 1  | 
			
			 4月14日  | 
			
			 ・防疫体制強化に向けた取組  | 
		
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			 2  | 
			
			 4月22日  | 
			
			 ・防疫対応プロジェクトチームおよび作業別ワーキンググループ(WG)の立ち上げ ・防疫作業人員・必要資材の再整理 ・家畜防疫情報システムへの追加情報  | 
		
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			 3  | 
			
			 5月13日  | 
			
			 ・各家畜保健衛生所の管内における最大規模農場(牛、豚)での発生時に必要な防疫作業人員・資材の整理  | 
		
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			 4  | 
			
			 6月3日  | 
			
			 ・各家畜保健衛生所の管内における最大規模農場(牛、豚)での発生時に必要な防疫作業人員・資材の再整理 ・WGの編成および作業内容の整理  | 
		
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			 5  | 
			
			 6月24日  | 
			
			 ・WGの編成および作業の進め方  | 
		
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			 6  | 
			
			 7月29日  | 
			
			 ・WGの人員配置、作業割当、連絡体制 ・動員者に対する作業内容の説明  | 
		
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			 7  | 
			
			 9月2日  | 
			
			 ・WG作業内容・必要資機材の説明資料  | 
		
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			 8  | 
			
			 9月30日  | 
			
			 ・家畜防疫マップの更新及び消毒ポイントの追加  | 
		
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			 9  | 
			
			 11月4日  | 
			
			 ・今後の取組スケジュール  | 
		
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			 10  | 
			
			 11月24日  | 
			
			 ・モデル農場における通報から防疫措置終了までの流れの検証  | 
		
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			 11  | 
			
			 1月27日  | 
			
			 ・現地対策本部の作業マニュアル ・家畜防疫マップのシステム更新  | 
		
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			 12  | 
			
			 3月16日  | 
			
			 ・H24年度の高病原性鳥インフルエンザ県内発生時対処計画方針 ・H24年度の取組方針 ・国の防疫マップシステム  | 
		
4 畜産農家の皆様へ
■外国に行かれる場合に注意していただきたいこと
・これまでもお願いしてきましたが、口蹄疫等が発生している国々を訪問した際には、家畜を飼育している農場などへの立ち入りは極力避けるようにしてください。
・また、やむを得ず農場などの畜産関連施設へ立ち入ったり、家畜に接触した場合には、病原体が人や物に付着しているおそれがありますので、帰国時に動物検疫所のカウンターにお立ち寄りください。
■飼養衛生管理の徹底(清掃、消毒、部外者の立入制限など)をお願いします。
・家畜の健康観察を毎日行い、異常の早期発見・早期通報に努めてください。
・家畜の管理者以外の者の農場敷地内への出入りを原則禁止してください。やむを得ず農場内に入場させる際には、海外渡航歴や他の農場への訪問履歴を確認した上で、問題がない場合にのみ許可してください。
・農場の敷地および畜舎の消毒を徹底してください。消石灰の散布などは有効です。
・敷地や畜舎に入退場する人、車については、出入りの記録を徹底することや、その際に消毒(靴底、タイヤ、足元マットなど)を徹底してください。消石灰の踏込槽や塩素系薬剤の噴霧などは有効です。
詳しくは「飼養衛生管理基準(牛・水牛・鹿・めん羊・山羊編)」[PDFファイル/1.8MB]
詳しくは「飼養衛生管理基準(豚・いのしし編)」[PDFファイル/1.88MB]
■口蹄疫に有効な消毒薬(消石灰、塩素系消毒薬など)を使用してください。
詳しくは「農場への口蹄疫の侵入を防ぐために」[PDFファイル/91KB]
■飼養する家畜の異常に気がついたら、すぐに産業動物獣医師または最寄りの家畜保健衛生所に連絡しましょう。
・家畜の状態をよく観察してください。
・飼養する家畜の異常に気がついたら、すぐに産業動物獣医師または最寄りの家畜保健衛生所に連絡しましょう。
■日本及び韓国における口蹄疫症例の写真
宮崎県(平成22年事例)[PDFファイル/1.11MB]
韓国((平成22年1月から6月事例)[PDFファイル/550KB]
■家畜保健衛生所連絡先
| 家畜保健衛生所名 | 住所 | 電話番号 | 
|---|---|---|
| 中央家畜保健衛生所 | 土佐市高岡町乙3229 | 088-852-7730 | 
| 田野支所 | 安芸郡田野町903-8 | 0887-38-2543 | 
| 香長支所 | 香美市土佐山田町加茂777 | 0887-52-3069 | 
| 嶺北支所 | 土佐郡土佐町田井1370-7 | 0887-82-0054 | 
| 西部家畜保健衛生所 | 四万十市具同相の沢5208 | 0880-37-2148 | 
| 高南支所 | 高岡郡四万十町榊山町2-12 | 0880-22-1124 | 
| 檮原支所 | 高岡郡梼原町檮原1629 | 0889-65-0392 | 
5 過去の高知県の取組
この記事に関するお問い合わせ
| 所在地: | 〒780-0850 高知県高知市丸ノ内1丁目7番52号 | |
| 電話: | 代表 | 088-821-4551 | 
| 総務・食肉センター担当 | 088-821-4565 | |
| 酪肉振興担当 | 088-821-4810 | |
| 経営流通担当 | 088-821-4522 | |
| 衛生環境担当 | 088-821-4553 | |
| ファックス: | 088-821-4578 | |
| メール: | 160901@ken.pref.kochi.lg.jp | |
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