公開日 2016年05月06日
更新日 2016年05月06日
公的個人認証サービスって どんなサービス?
行政手続のオンライン化が進んだことにより、様々な手続がインターネットを通じて手軽にできるようになりましたが、他人を装って虚偽の申請を行う「なりすまし」や、第三者が送信されたデータを書き換える「改ざん」などへの対策が必要です。公的個人認証サービスは、インターネットを利用した電子申請を行う際に使用する電子証明書を交付し、他人によるなりすまし申請や通信途中での改ざんなどを防ぐための機能を提供するものです。
電子証明書は、オンライン手続きにおいて本人確認するため、個人番号カード内に格納する情報です。電子証明書には、「署名用電子証明書」と「利用者証明用電子証明書」の2種類があります。
・「署名用電子証明書」…電子申請・申告において、「なりすまし」や「改ざん」などがないことの確認に利用されます。
・「利用者証明用電子証明書」…インターネットを閲覧する際などに、ログインした人が利用者本人であることを証明します。
なお、番号制度開始前に発行された住民基本台帳カード(住基カード)に格納されている電子証明書は、有効期間満了まで、署名用電子証明書として引き続き利用できます。
詳細については、公的個人認証サービスポータルサイト(http://www.jpki.go.jp/)を参照してください。
電子証明書はどうやって取得するの?
電子証明書を取得する方法は2つあります。
〇個人番号カードと同時に申請
個人番号カードには、利用者本人が希望しなかった場合や利用者が15歳未満の者である場合を除いて、電子証明書が標準的に格納されます。個人番号カードの取得方法につきましては、個人番号カード総合サイト(https://www.kojinbango-card.go.jp/)をご参照ください。
〇電子証明書の取得のみ申請
既に有効な個人番号カードをお持ちの方が電子証明書の交付を希望する場合は、住所地の市町村窓口で個人番号カードと申請書を提出し、パスワードの設定など、窓口で必要な手続を行ってください。
※電子証明書の発行手数料は、当面の間無料となります。詳細につきましては、お住まいの市町村にお問い合わせください。
電子証明書は どうやって利用するの?こんな準備が必要です。
〇パソコンとICカードリーダライターをご用意ください。
インターネットに接続されたパソコンとICカードリーダライタを用意し、ドライバのインストールなどの設定を行います。対応するICカードリーダライタの機種は、市町村窓口または公的個人認証サービスポータルサイト(http://www.jpki.go.jp/)でも確認できます。
〇利用者クライアントソフトをインストールしてください。
利用者クライアントソフトとは、公的個人認証サービスを利用した行政手続などを行うときに電子証明書を利用するためのソフトウェアです。
電子証明書が必要なオンライン手続き
オンライン手続きには、公的個人認証サービスの電子証明書が必要なものと必要でないものがあります。申請する各行政機関のホームページでご確認ください。
〇主なオンライン手続き
・地方税ポータルシステム(eLTAX)(http://www.eltax.jp/)
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