しいらまき網漁業

公開日 2014年08月06日

操業方法

shiira1  しいらはひき縄や1本釣りでも漁獲されますが、最も効率的で漁獲量の多い漁法は、このしいらまき網漁業です。
 手結地区や興津地区を中心に操業され、毎年1,000トン前後の漁獲を揚げており、これらの地域の基幹漁業となっています。
shiiramakifig1 【操業方法】
サワラ型(長さ1m程の布製のカマスザワラの擬似餌)やサバ、メジカの1本掛けをシャクリながらシイラ漬けからシイラを誘い出します。
②~④ しいらが漬けから出てくると、サワラ型等を船尾左舷で曳きながら、左旋回しながら投網していきます。
⑤、⑥ 投網が終わると直ちに沈子部から船尾両舷に装備している2台のネットホーラーで網を絞って漁獲します。②~⑥までは5分ほどで行います。
shiirauke1 しいら漬けは、長さ10~12mの孟宗竹5~7本を針金で1括りにし、下部にやまももの木(または古網)を付けて、水深150~1,000mの海域に設置します。各漁業者が自分の漬けを識別するために、それぞれ独自の目印を立てています。

漁業の概要

漁船規模 5~15トン
乗組員数 2~3人
操業時期 3~12月
主な対象魚 しいら、おきざわら(かますさわら)

 

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