部署紹介

放射線室

平成29年放射線集合写真
放射線室では、画像検査・放射線治療の分野で、
・医療放射線被ばくの低減
・検査待ち時間の短縮
・放射線医療の専門性の向上
・がん診療連携拠点病院としての放射線業務の取り組み
・放射線業務の安全管理
に努め、患者さんの希望を大切にする医療サービスを提供しています。
検査に関する疑問や、医療放射線被ばくについて、ご遠慮なくスタッフにお尋ね下さい。
スタッフ人数
診療放射線技師 13名(男:11名、女:2名)
放射線科医師 2名
放射線科看護師 7名
事務職員 2名
機器の紹介

一般撮影

一般撮影

一般撮影は、X線(放射線)を診たい部位にあてて、身体を通過した情報から疾患や骨折の有無を調べる検査です。
放射線被ばくを伴いますが、放射線障害の心配はほとんどありません。
他の検査に比べると、最も手軽に画像情報を得ることができます。

骨密度測定

骨密度測定

骨密度測定は、骨の中にカルシウム・マグネシウムなどのミネラル成分がどのくらいの量あるのかを計測します。
このミネラル成分が不足すると骨がもろくなり、骨折しやすくなります。
この状態が骨粗鬆症です。

マンモグラフィー

マンモグラフィー

マンモグラフィーは、乳房専用のレントゲン検査です。少ない放射線の量で安全に乳がんを見つけることができます。
透明の圧迫版で乳房をはさみ、薄く伸ばして撮影します。
乳房を圧迫することで、少ない放射線の量でがんと正常部位の区別がつきやすくなります。
圧迫の際に多少の痛みを伴いますが、痛みの感じ方は人によって違います。
検査時間は10~15分程度かかりますが、圧迫をしている時間は数十秒です。
痛みが我慢できなければご遠慮なく撮影技師にお申し付けください。

CT

CT

CTは体にX線を照射し、通過したX線量の差をデータとて集め、コンピューターで処理を行って体の内部を画像化する検査です。
当院では、320列マルチスライスCTが導入されています。
高速スキャンが可能で、高齢者や小児など息止めが不十分な場合でも、画質の低下が少なく良い画像を得ることができます。
心臓(冠動脈)CTにおいては、高心拍や不整脈にあまり影響されずに撮影することができます。

MRI

MRI

MRIは、磁石から発する「磁力」とラジオのような「電波(電磁波)」を使用して、体内の水素原子の挙動を画像化する検査です。
X線を用いずに撮影するため放射線被ばくがなく、安全な検査だと考えられています。
当院では、1.5テスラ2台のMRI装置が稼働しており、「頭部」「脊椎」「四肢」「腹部」「骨盤部」「乳房」など全身を撮影しています。
検査時間は部位によって異なり、20~60分程度かかります。検査中は、大きな音がして、狭いトンネルの中に入って検査しますので閉所恐怖症の方は検査ができない場合があります。
MRI装置は強力な磁石を使用しているので、検査室に金属類の持ち込みができません。体内に金属製の植え込み物や、埋め込まれた医療器具・装置があると検査ができない場合があります。
特に注意すべきものとして、ペースメーカー・人工内耳・可動型義眼です。入室時に金属チェックを実施しています。

血管造影

血管造影
血管造影

血管造影検査は、カテーテルと呼ばれる直径数㎜の管を血管内に挿入し、造影剤を使用して血流や腫瘤の分布を見たり、血管の狭窄や閉塞を知るための検査です。
また、細くなった血管を拡げたり、カテーテルから直接薬を入れたり、血管自体を詰めたりといったIVRと呼ばれる血管内治療も行っています。
当院では、2台の血管造影装置が稼働しており、主に頭部・心臓(冠動脈)・腹部の検査や治療を行っています。

RI

RI

核医学(RI)検査は、特定の臓器や組織に集まりやすい性質をもつ放射性医薬品を体内に投与します。
投与された放射性医薬品が、目的の臓器や組織に集まったところで、そこから放出される放射線(ガンマ線)を専用の「ガンマカメラ」を用いて体外から検出し、その分布を画像化します。

また、CTやMRIによる形態画像では得られにくい臓器・組織の生理学的機能や代謝などを評価することができます。
検査時間は、20~30分かかります。薬によって注射後すぐに検査ができる場合と、検査を行うまで数時間から数日、時間をあける場合があります。

放射線治療

放射線治療

放射線治療は、がんに放射線を当てて、がん細胞を破壊してがんを消滅させたり小さくする治療です。
骨に転移したがんによる痛みを和らげたり、神経を圧迫してしびれや痛みの原因になっているがんを治療するときにも行います。

当院での放射線治療は、「リニアック」と呼ばれる装置を用いて医師・診療放射線技師・看護師が協力して診療を行っています。
1回の放射線治療にかかる時間は10分程度で、放射線がでている時間は数分程度です。
放射線は全く体に感じず、治療中に痛みや熱感を伴うことはありません。治療回数は、1~40回と患者さんの治療部位や病状により異なります。