県民の皆さまからのご意見

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受付日

2021-10-05 17:59

担当所属

健康対策課

(新型コロナ)ワクチン接種について

県民の声

・国内外でワクチン接種後の副反応が頻発している現状を憂いている。
・10代の若い世代にまで接種の対象が広がり、史上初の遺伝子ワクチンで、治験中で未承認のものを接種することへの心配や不安が拭えない。
・本当にこのまま接種を続けて良いのか。

・海外ではイベルメクチンの投与により著しく病状が回復したとも伝えられている。
・その他にも免疫力向上のためのサプリメントや食事内容の改善など、このウイルスへの対処法はたくさん見つけることができる。

・今からでもワクチン接種を中止していただきたい。
・長い目で見たときに何一つメリットがないのではないか。
・これまでのワクチンに比べ、副反応が重く、多すぎることをどう捉えているのか。

・ご回答のほどよろしくお願いする。

高知県からの回答

​●「史上初の遺伝子ワクチンという未知なもの、(中略)未だ治験中で未承認のものを接種
 することへの心配や不安」
→ ファイザーやモデルナなどのmRNAワクチンは新しいワクチンですが、研究自体は何十年
 も前から進められてきているものです。
  これらのワクチンはコロナウイルスのまん延防止等のために緊急の使用が必要であること
 から、海外で販売等が認められていることを条件として、日本における接種開始前に特例承
 認を受けています。特例承認といえども必要な臨床試験を実施し、有効性と安全性に関して
 厳格な評価が行われ承認されているものです。そのうえで、効果の持続性等を確認するため
 に臨床試験の一部が継続されています。

​●「長い目で先を見た時に何ひとつメリットがなく希望が持てないものとなる可能性」
→ mRNAは数分から数日で分解されるため、人のDNAに組み込まれることはないとされていま
 す。一方で、ワクチン未接種の方と接種済みの方を比較した場合、接種済みの方が大幅に発
 症率が下がるといった調査結果も公表されています。
  新型コロナウイルスに感染した場合、軽症でも高熱で起き上がれない状態の方もおり、中​
 等症は入院及び酸素投与が必要な状態となります。また、嗅覚障害等の後遺症が長く続くと
 いった長期的な症状も確認されております。
  重症化や後遺症の予防としてもワクチンを接種することの意義は大きいと考えております​。

​●「副反応が重く多過ぎる現状をどう捉えているか」
→ 主な副反応として、接種部位の痛みや発熱、倦怠感などが挙げられますが、いずれも数日
 で治まることがほとんどです。
  また、ワクチン接種後に起こった事象で報告基準に該当するものは、医療機関から国へ報​
 告されており、国の副反応検討部会で審議されています。その結果、死亡例、アナフィラキ
 シー、心筋炎関連事象、被接種者の年齢や性別別解析等を踏まえて、ワクチンの接種体制に
 影響を与える重大な懸念は認められない、と判断されております。


​                  高知県健康政策部健康対策課長 川内 敦文

                  ​(お問い合わせ先)健康対策課 ワクチン接種推進室
​                           TEL:088-823-9092

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