林業事務所の仕事

公開日 2015年07月31日

林業事務所の仕事

高知県では、林業振興環境部の林業部門の出先機関として、6つの林業事務所(うち1つは林業振興事務所)があります。林業事務所では振興担当、間伐担当、森林土木担当の主に3つに業務を分担し、管内の民有林を対象に事業を行っています。

振興担当

 森林法に基づいて、市町村が作成する市町村森林整備計画や、森林の経営委託を受けた者や森林所有者が作成する森林経営計画を作るときの相談窓口となり、地域の森林施業が計画的に行われていくよう支援しています。また、水源のかん養や土砂の流出を防ぐといった多様な機能を持っている森林として、「保安林」に指定されている森林について、間伐や作業道の開設をする時等の届出や許可申請の受付先となり、保安林の機能が損なわれることがないように管理をしています。

 木材利用の分野では、「県産材利用推進に向けた行動計画」に基づき、公共建築施設等の木造化、木質化を推進するとともに各種事業を活用して保育園や公共機関等へ木製品の導入への助成を行っています。また、間伐材等の森林資源を活用した木質バイオマスの普及を目指して、木質燃料を利用したボイラー等の導入に助成をしています。

 

間伐担当

 国の造林補助制度を活用して、森林所有者や林業事業体が間伐などの造林・育林の施業をするときに受けられる補助制度のPRや、補助を受けるときの申請の窓口となっています。また、森林施業をする箇所をまとめて団地化することにより、生産性が向上することなどを目指して、林業事業体と話し合いながら積極的に森の工場づくり(施業箇所の団地化)を進めています。

 さらに、生産性の向上を目指して、林業事業体が高性能林業機械の導入を希望する時には、利用できる助成制度の紹介や、導入後の機械活用に向けた計画づくりを一緒に行うなどの支援もしています。

 

森林土木担当

森林土木担当の仕事は、主に下記の事業をおこなっています。 

林道事業

 地域森林計画等の計画に基づき林道開設を行います。また、市町村が実施する林道改良・舗装・災害復旧工事を進める等、適切な整備や維持管理の指導に努めています。
 そのことにより、山林が身近になり、豊かな森林を育むための山の手入れを促進する手助けになります。また、山村の生活および山間地域の農林産業の動脈の役割を担い、発展と振興につながります。
(※地域森林計画とは、全国森林計画に即して都道府県の森林関連施策の方向や地域的な特性に応じた森林整備・保全の目標等を決めたものです。全国森林計画とは、農林水産大臣がたてる森林整備・保全等の目標です。)

治山事業

 保安林を対象に、山が「山(森林)」として維持されることを目指し、森林法や地すべり等防止法にのっとり崩壊地や崩壊のおそれのある山地について復旧や崩壊防止のための対策工事を行っています。崩壊土砂が堆積した谷については谷止工(堰堤)を、崩壊した山腹には崩壊土砂を除去し山腹の安定を図るための土留工(コンクリート等)を設置するなどとともに、保安林の多面的機能(水源かん養等)を発揮させるために森林整備も行っています。
 また、災害時には緊急工事の対応も行っています。

連絡先

高知県 林業振興・環境部 中央東林業事務所
住所: 〒782-0012 高知県香美市土佐山田町加茂777番地 香美農林合同庁舎内
電話: 0887-53-0655
ファックス: 0887-53-0665
メール: 030203@ken.pref.kochi.lg.jp