名誉県民

公開日 2011年12月06日

更新日 2018年03月30日

やなせたかし(平成23年11月3日顕彰)

日本を代表する漫画家として、また作詞家、絵本作家、童話作家としても第一線で活躍され、代表作である漫画「アンパンマン」や日本の童謡として長年歌い継がれている「手のひらを太陽に」をはじめ、氏の愛と正義の心から生まれた多くの作品は、子どもから大人まで世代を超えて親しまれ、ふるさと高知と全国の人々に夢と希望、勇気、感動を与え、わが国の文化の発展にも多大な貢献をされてこられました。
平成23年度には、審査委員長(現在、永世名誉審査委員長)を務めるまんが甲子園が20周年、名誉館長を務めるやなせたかし記念館アンパンマンミュージアムが開館15周年など、長年にわたる漫画家生活の節目の年を迎えられ、これらの長年にわたる県勢発展への功績に感謝し、平成23年11月3日に名誉県民として顕彰しました。
氏は、平成25年10月13日に94歳でご逝去されるまで、現役の漫画家としてご活躍されました。

事績概要 [PDFファイル/579KB]

公告(高知県公報第9388号へリンク)

 

 

 

(尾﨑知事と贈呈式に代理出席したやなせ兎)

 

 

やなせたかし氏から県民のみなさまへのメッセージ

 

高知は貧乏県で人口は減少しつつある。それは悲しいことだけど逆に考えれば大工場がないために自然は汚染されず四万十川は日本一の清流である。
是非太陽発電とか水力発電とか自然のエネルギー開発に全力を尽くしてほしい。もちろんこの清らかで太陽の恵みのある亜熱帯性の気候の中で育つ農産物やその他の資源も豊富である。
漫画もまた一つの産業である。頭脳とアイデアの勝負だ。ヒットすれば世界的に外貨を獲得することができる。高知県人の血の中には昔から漫画的精神が流れている。アイデアには一銭の資本もいらない。南国的な陽気な県民性は大好きだが島国のせいか妙に保守的なところもある。古い固定観念から抜け出せないところがあるのはもどかしい。第2第3の坂本龍馬がでてもう一度日本を洗濯してほしい。とまあそういう風に思っています。僕のことはさておくとして。

 

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