「高知家」遍路道プロジェクト~四国最南端「あしずり遍路道(金剛福寺道)」を守る!

公開日 2021年04月01日

令和2年度の「高知家」遍路道プロジェクト実施状況について(令和3年3月31日時点)

多くの皆さまからのご支援により、老朽化した橋の整備(合計3ヶ所)や急傾斜地の安全対策といった環境整備、看板の設置、へんろ道マップの作成を行うことができました。
来年度以降も引き続き、いただいたご寄附を活用して、あしずり遍路道の環境整備等に取り組みます。
<橋の整備 前>                     <橋の整備 後>                
 橋①Befoe   橋①After
 
急傾斜地への手すり設置>                <遍路道を紹介する看板の設置>
 手すり整備   看板
 
<へんろ道マップ>
 遍路道マップ_表紙   遍路道マップ_2
 
<整備箇所一覧>
 ● 橋の整備:土佐清水市窪津(鯨道3ヶ所)
 ● 手すりの設置:土佐清水市下ノ加江(真念庵付近1ヶ所)
 ● 看板の設置:土佐清水市窪津(海蔵院付近 ほか1ヶ所)
 

「高知家」遍路道プロジェクトへの寄附金の募集は終了しました。

ふるさと納税仲介サイト「ふるさとチョイス」で寄附を受け付けておりました「高知家」遍路道プロジェクトについては、9月29日(募集期間:56日間)付けで、目標金額の100万円に到達しました。
また、同サイトのほか、納付書等による寄附もいただき、寄附金額は総額3,872,000円となりました。ご支援をいただいた皆さまに対しまして、心から御礼申し上げます。
 
今後、次世代に遍路文化を継承し、お遍路さんに安心して通行していただけるよう、老朽化した橋の整備や、急傾斜地の安全対策といった環境整備に取り組みます。また、遍路道情報のWEB上での発信強化や新しい案内看板の設置なども予定しています。
 

「高知家」遍路道プロジェクト~四国最南端「あしずり遍路道(金剛福寺道)」を守る!~

四国遍路は、弘法大師ゆかりの八十八ヶ所の霊場を巡る、1200年の歴史を持った巡礼です。霊場を結ぶ遍路道(へんろみち)の一部は、国の史跡指定を受け保護されています。そして、四国の住民は、お接待や道の補修などでお遍路さんを支える、「遍路文化」ともいうべき文化を育んできました。

しかし近年、お遍路さんの減少や高齢化などに伴い、お接待などの機会が少なくなってきています。また、古道の景観を今に伝える遍路道は、利用者の減少や長年の風雨などにより破損を受けた箇所も多く、遍路道の文化的・歴史的価値が損なわれかねない状況にあります。一部の急傾斜地には、滑落するおそれのある危険箇所や老朽化した木橋など、安全に歩くことのできない場所があります。

そこで、次世代に遍路文化を継承し、いつまでも安全で安心して通行していただけるよう、皆さまからの寄附金(クラウドファンディング型ふるさと納税)を活用して、遍路道の保全・保護や環境整備に取り組みます。

第38番_金剛福寺

「高知家」遍路道プロジェクトでは、ここに取り組みます!

あしずり遍路道には、古道の景観や四国遍路の歴史を物語る道標などが数多く残されていますが、倒木や落橋などが発生しており、修繕が必要となっています。お遍路さんが安全に通行できるよう、急傾斜地の危険箇所に安全対策を行うなど、遍路道の環境整備等に取り組みます。

◆ 橋の整備
遍路道にかかる木橋が、経年劣化で老朽化し、危険な状態となっています。お遍路さんの安全な通行に向けて、橋を整備したいと考えています。
IMG_0441   橋設置
◆ 急傾斜地の安全対策
あしずり遍路道の途中には、一部斜面の急な箇所があり、お遍路さんの足腰への負担がとても大きい場所となっています。また、足を踏み外せば滑落してしまうような危険な箇所もあります。そこで、安心して通行していただけるよう、古道の景観を残しつつ、手すりの設置などの安全対策を行います。
急斜地
◆ 遍路道の情報発信
遍路道沿いには、次の札所までの距離を示した江戸時代の「道標」等が数多く残っていますが、現代のお遍路さんには分かりにくいものとなっており、その存在や歴史的価値は十分に知られていません。このため、WEB等での情報発信を行うとともに、お遍路さんのための案内看板設置を行うなど、遍路文化を継承していく取り組みも行います。
 
◆ 清掃用具類の配布
遍路道の日常的な管理に携わっている方々に清掃用具を提供するなど、地域住民による維持管理活動を応援します。
 

目標金額・寄附受付期間

◆ 目標金額:100万円
◆ 寄附受付期間:令和2年8月5日(水)~11月3日(火)

クラウドファンディング型ふるさと納税とは

自治体が抱える問題を解決するため、ふるさと納税の「使い道」をより具体的にプロジェクト化し、そのプロジェクトに共感した方から寄附を募る仕組みです。「確定申告」や「ワンストップ特例制度の申請」を行うことで、自己負担額の寄附金額から2000円を引いた額について、税金の控除を受けることができます。
5000円以上の寄附をしていただいた高知県外にお住まいの方に、寄附金額に応じて返礼品をお送りします。
 
◆ 「クラウドファンディング型ふるさと納税」のやり方
今回のプロジェクトへの寄附は、通常のふるさと納税とは異なり、「ふるさとチョイス」ホームページからの寄附となります。
【寄附までのステップ】
①「ふるさとチョイス」ホームページに入る
②プロジェクトページから寄附の申し込み(「寄附で応援する」ボタンを選択)する
③必要情報を入力し、確認画面で「申し込みを確定する」ボタンを選択する
④寄附後、「確定申告」または「ワンストップ特例制度の申請」を行う(税金の控除を受ける場合)

「ふるさとチョイス」ホームページ(寄附)へ ←クリック(「ふるさとチョイス」ホームページへのリンク)

 
税の軽減措置につきましては、下記ホームページにてご確認ください。

関連リンク 等

 
 

この記事に関するお問い合わせ

高知県 総務部 政策企画課

所在地: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号(本庁舎2階、東側)
電話: 代表 088-823-9573
企画第一担当(国への政策提言、全国知事会等) 088-823-9332
企画第二担当(ふるさと寄附金等) 088-823-9563
企画第三担当(高知市との連携推進等) 088-823-9573
企画第四担当(庁議・政策調整会議等) 088-823-9603
地方分権担当(地方分権、四国知事会等) 088-823-9603
ファックス: 088-823-9267
メール: 111601@ken.pref.kochi.lg.jp

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