高知県観光特使が語る!『高知県の魅力』第六弾~ビビる大木~

公開日 2023年04月04日

-本日は、テレビにラジオに引っ張りだこの人気芸人、ビビる大木さんにインタビューさせていただきます!
 ビビる大木さん、よろしくお願いいたします!



 皆さま、こんばんみ!よろしくお願いします。
 

ビビる大木さん写真1 

【ビビる大木さんプロフィール】

 生年月日
 1974年9月29日
 出身地
 埼玉県
 趣味
 プロレス・野球観戦
 J-POP・フォークソング・ハードロックを聴くこと
 幕末名所巡り
 藤子F不二雄、藤子不二雄A漫画
 ロマンポルノ
 TV(レギュラー)
 TBS「ラヴィット!」(火)8:00~9:55
 テレビ東京「家、ついて行ってイイですか?」

 (日)21:00~21:54
 中京テレビ「前略、大とくさん」(日)9:55~11:40 
 メ~テレ「アップ!」(金)15:40~19:00
 RKC「ビビッとビビる!!」

 (毎月第3.4木曜日)15:50~16:45
 JCOM「埼玉の逆襲」(金)23:30~24:00
 TFM「ググっと!GOODTOWN」(土)9:00~9:25
 連載
 月刊ジャイアンツ『大木な巨人』

 
 
 

現在の活動について

-ビビる大木さんといえば、テレビ・ラジオ等への出演の傍ら、本県の観光特使のほか、ご出身である埼玉県春日部市の「かすかべ親善大使」や、「萩ふるさと大使」なども務めていらっしゃいます。また幕末をテーマにした著作など、執筆活動もなされたりと、大変お忙しい毎日を送られていると思いますが、直近のご活動についてお聞かせいただけますでしょうか。

 直近の活動。今言ってもらったぐらいですね(笑)。テレビ・ラジオぐらいしか、何にもないですよ。

ジョン万次郎資料館名誉館長就任の経緯

-高知の地方局にもレギュラーコーナーをお持ちだったり、つい先日も県内の一大イベント「土佐のおきゃく」に足を運んでくださったりと、県民にとっても非常に馴染みの深いビビる大木さんですが、やはり高知では「ジョン万次郎資料館名誉館長」のイメージが強いかと思います。就任された経緯についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

 一人で旅行でジョン万次郎資料館に行った時に「そんなにお好きなんだったら名誉館長になりますか?」って言ってもらって。僕1回しか行ってないのに「名誉館長になれるんだ?!」って驚きましたけどね。そこからもう資料館との付き合いは10年ぐらいになります。

-旅行に行こうと思ったきっかけはどんなものだったんでしょう。

 単純にジョン万次郎に興味があって、土佐清水市に行きました。当時、日本中色々と幕末の史跡巡りみたいなのをいっぱいしてたんです。その一環で高知に行って、資料館があるなら行ってみようかなぁって。

ビビる大木さん写真2

県外出身者として感じる高知県の魅力

-ビビる大木さんは県外のご出身として、高知で生まれ育った私たちが思うのとはまた異なる高知の魅力を感じていただけているのかなと思います。ご出身の春日部市と比べてみて、何かこういうところが違うなと思う部分など、あったりするのでしょうか。

 僕は埼玉の住宅街で生まれ育ったんですけど、その土地に「偉人がいた」とか「歴史がある」っていうのがなかったんですよね。地元の歴史に触れることがなく、地元の偉人について学ぶということもなく、それが普通だと思っていたんですよね。で、幕末の歴史に興味を持つようになって、高知にも行くようになった時に、"地元の出身者にジョン万次郎がいる"とか"龍馬がいる"、"岩崎弥太郎がいる"っていうのはなんか、「あぁそうか、地元ってこうなんだ」って思って。地元に偉人がいるっていうのは、こう不思議な感じがしますね。

ビビる大木さん写真3

NHKの連続テレビ小説「らんまん」放映開始にあたり

-この4月から、高知県出身の植物分類学者「牧野富太郎」博士の生涯をモデルとしたNHKの連続テレビ小説「らんまん」が放送開始になります。高知県が舞台になるにあたり、期待するところを教えてください。

  「高知に旅行に行ってきたよ」っていう人、聞いてみると意外と少ないんですよね。僕はたまたま幕末の歴史に興味があったんで、京都も行くし鹿児島も行くし山口も行くし高知も行く、っていう流れで行きましたけど。だから何か特定の趣味とか、興味のジャンルに刺さると旅行のきっかけになるので、(今回の放送で)そういうのがあるといいなと思いますね。
 やっぱり歴史好きな人にとっては、高知は特に旅行して楽しいところだと思いますんで、そういう人が高知に行くきっかけになればいいかなと。

-そしてNHKといえば、以前からジョン万次郎の大河ドラマ化実現に向けた活動がありますね。

 僕も詳しくは聞いてないんですけど、署名活動も10年以上前からやってますよね。そこから進展に関する続報が入ってこないもんですから、ちょっと勢いが弱くなっているのかなって。その辺については逆に僕が教えてほしいです(笑)。

-すみません、一高知県民として、頑張ります(汗)。

ビビる大木さん写真4

出演番組について

-ご出演の番組等について、お知らせはありますでしょうか。

 高知県関係だとRKCの『ビビッとビビる!!~土佐遺産でエイガヤナイガ!!~』ですね。この間「土佐のおきゃく」のイベントで高知に行ってた時に、結構人気があるんだなって感じました。僕は東京で生活してるんで、普段「ビビッとビビる観たよ!」って声を聞くことがまずないんですよ。それでその時直接生の声を聞けて「あ、ちゃんとみんな観てくれてるんだ!よかったぁ」って思って。直接聞けたの初めてだったんですよ、2~3年やってきて。
 あとは年1~2回ぐらい、同じRKCで『爆旅』っていう番組もやっていますので、こちらも是非。

 『ビビッとビビる!!~土佐遺産でエイガヤナイガ!!~』
 『劇団ひとりとビビる大木の爆旅!!俺たちは高知が大好きだ!!』

 

 

高知県観光特使として

-インタビューをご覧の皆さまに、高知県観光特使として一言お願いいたします!

 僕みたいな高知県外出身者が色々と絡み合ってくると観光とか食とかが盛り上がっていくかなと、何となく見てて思うんですね。高知県の観光特使なんてもう県内外合わせて500人ぐらいいるんですよね?もはや何が何だかわかんないんですけど、いすぎて(笑)。県出身者や地元の人を任命するのはもちろん当たり前で日本全国どこにでもあるけど、高知県みたいに県外出身者でもどんどん任命しちゃう「出身者以外でも高知好きな人ならいいじゃないか」っていうオープンさ、とてもいいなと思います。
 僕ね、ジョン万次郎との出会いが高知との縁につながったと思っていて。たまたま僕が幕末の歴史に興味があって、たまたま強く興味を持った人がジョン万次郎だったと。それがきっかけで「高知県に行こうか」となったのは実際の事実なんです。歴史が好きな人にとっては国内旅行も楽しいんだなって実感します。そうやって好きなものをなんとなく調べてたら、自然と高知県に足を運ぶようになって、気付いたら観光特使にまでなっちゃった!みたいな感じなんですよね(笑)。だからきっかけさえあれば、気軽にみんな高知に来てくれるんじゃないかなと思います。

ビビる大木さん写真6

-ありがとうございます。ビビる大木さんが書かれた『ビビる大木の幕末ひとり旅』では、ジョン万次郎資料館などの幕末関連スポットを、ご自身で訪問された時の心情や実際に取った行動なども交えて非常に魅力的に紹介されていて、「へぇ~、じゃあ自分も行ってみようかな」と思わされる内容になっています。読まれた方の中には高知や山口、鹿児島にも実際に足を運ばれた方も多いのではないでしょうか。こういった「きっかけ」をたくさん作ることが、観光を盛り上げることにつながるんですね。

吉田松陰とジョン万次郎

 ちょっと話は変わるんですけど、吉田松陰先生はアメリカに行ってみたかったんです。今のままでは欧米列強には敵わない。敵を倒すには色々知らなきゃいけない。だからアメリカに行きたいっていう思いがあったんですね。松陰先生には佐久間象山っていう先生がいて、その人から「ジョン万次郎という男は、たまたま漁に出て遭難した結果、アメリカの船に助けてもらって、そのままアメリカに行って帰ってきた。そういうアメリカの行き方もある」というのを教わっているんです。
 僕も吉田松陰先生が好きで、幕末のことを色々と調べて、そこからジョン万次郎にも興味を持って。吉田松陰先生がジョン万次郎の存在を認識してたんだってのを、僕も調べて知ったんで、「あ、つながるんだ!」って。面白いですよね。山口と高知。そうやって、存在は知ってたと。だから「アメリカに行けないことはないよな、黒船に乗り込んじゃえば」ってある意味けしかけたようなね(笑)。それで松陰先生が黒船に乗り込もうとして失敗して。全く知らなかったわけじゃなくて、存在を知ってて行動してたっていうところに驚かされました。

-坂本龍馬も、ジョン万次郎が伝えた西洋の情報や知識を絵師の河田小龍から聞かされて影響を受けているわけですから、幕末の時代でありながら、強い影響力とつながりを持っていたんだなと思います。

 当時はもちろんSNSとかない時代ですけど、江戸とかは情報も早いですから、結構多くの人が知ってたのかなって思いますね。

-当時のことを想像しながら歴史スポットを巡る楽しさですね。是非多くの方に、思いを馳せながら高知を巡っていただきたいです。
 ビビる大木さん、ありがとうございました!

ビビる大木さん高知家
 

著作情報

ビビる大木の幕末ひとり旅 ビビる大木の幕末ひとり旅

 発売日 :2021年4月6日
 価 格 :1,760円(税込)
 出版社 :
敬文舎

 ※書籍情報はこちら

 

 

 

 

 

インタビュー中に登場した高知ワード(登場順)

ジョン万次郎(ジョン万次郎資料館)
ジョン万次郎資料館
坂本龍馬(高知県立坂本龍馬記念館)
岩崎弥太郎(安芸市立歴史民俗資料館)
牧野富太郎(高知県立牧野植物園)
土佐のおきゃく

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