令和５年7月、５歳から7歳くらいの幼児を対象とした気候変動とその適応策に関する啓発冊子を作成しました。

　この冊子は、近年、熱中症による救急搬送が激増していることなどから、小さなこども達にも地球の温暖化に伴う様々な気候の変化とそのために起きている困りごとを知ってもらい、その中で生きていくための知恵を学んでほしいと、 絵本のような形で作成したものです。

　～主人公は、５歳の男の子、こうちゃん。両親と一緒によさこい祭りを観にいったこうちゃんは、暑さのあまり熱中症になりかけてしまいます。近くにあったオーテピア図書館で涼み、しっかりと水分補給して元気になったこうちゃんは、両親と気候変動とその影響、対策について図書館で調べてみることにしました。～

　最後には、保育所や小学校の先生、保護者に向けた地球の温暖化と気候変動の状況や今後の予測などが簡単にわかるページを設けています。

　９月には、スクリーンに映したり、タブレットやスマートフォンで見るなど多様な活用ができるよう、読み聞かせボランティアの大塚由右子さんにご協力いただいて、音声付きのスライドショーでご覧いただける動画ツールを作成しました。

　激しさを増す気候の変動への対応は、熱中症対策や防災対策など、一人ひとりがしっかり実践しなければならないものがあります。この冊子をご活用いただき、子どもたちと一緒に改めて対応策を考えてみてください。

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