「第51回日本漫画家協会賞」（主催：公益社団法人日本漫画家協会、1972年度から毎年開催）の選考会が5月19日に実施され、受賞作品が決定されました。昨年新設された「まんが王国・土佐賞」（県知事賞に相当）には、南日本新聞開発センター『渡る世間は面白い』が選出されました。
なお、贈呈式は6月19日（木）に東京都内で開催される予定です。

1 第51回（2022年度）日本漫画家協会賞概要
（1）主催者：公益社団法人日本漫画家協会
（2）目的   ：漫画文化の普及と日本漫画界の向上発展をはかる目的のもとに優秀作品を顕彰すること。
（3）対象等：当該年度の前暦年中に発表又は制作された出版物又は描き下ろし漫画作品。自薦又は会員の推薦により応募された作品から選考する。
（4） 賞 ：大賞（コミック部門、カーツーン部門）、文部科学大臣賞、知事賞（高知県、鳥取県）
（5）後援   ：文化庁、鳥取県、高知県

2 高知県知事賞概要
（1）名称：まんが王国・土佐賞
（2）件数：1件
（3）対象：漫画に関する事業を行い、まんが文化の発展に尽力された団体等

3 まんが王国・土佐賞受賞作品
（1）出版社： 南日本新聞開発センター
（2）作品名： 渡る世間は面白い（作者：坂井せいごう）

4 その他の受賞作品
    大賞 コミック部門：野田サトル（のださとる） 「ゴールデンカムイ」
　大賞 カーツーン部門：塵芥居士（ちりあくたこじ） 「丁寧な暮らしをする餓鬼」
　まんが王国とっとり賞：タイザン５（たいざんふぁいぶ） 「タコピーの原罪」
　文部科学大臣賞：さいとう・たかをと さいとう・プロダクションの劇画普及の功績。

5 主催者概要
（1）名称：公益社団法人日本漫画家協会
（2）代表者：理事長 里中満智子（さとなか・まちこ）氏
（3）会員数：約2,700名

（参考） 前回のまんが王国・土佐賞受賞作品
（1）出版社： 蒼天社
（2）作品名： ＥＹＥＭＡＳＫ（１コマ漫画の専門誌）