野島 幸一郎

公開日 2009年09月20日

更新日 2014年03月16日

造園

 巨石を使った高知らしい庭造りに取り組み、樹木医として、県内に残る貴重な樹木の保護育成にも取り組む。


◆「ひとこと」

 庭造りは、気象、気温、方向性(日当たり)を考えて、適材を適所に使わないと後々に苦労がでてくることになるため、お客さんとの対話を大切に、納得してもらって手掛けています。

 近年は、温暖化の影響による乾燥と高温で、従来植えていた木が育ちにくくなってきています。これからは南方系の木を植えざるを得なくなってくるでしょう。

 築山は、高知の木と石を使い、自然の縮小を再現するもので、まさに地産地消といえます。しかし、最近は洋風の家が増えて、築山が減ってきているうえに、庭造りに地域性がなくなってきています。

 樹木医としては、巨樹や古木を残すことを目的に活動しています。けれども土地の境界問題などで切らざるをえないこともあり、心痛むことがあります。

 これからは「土佐の匠」として、先輩から学んできた技術を次の世代にも引き継いでいきたいとおもっています。



作業風景



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