植木 義清 (建築大工)

公開日 2014年12月18日

プレカット工法では加工できない、角度の異なる傾斜のついた屋根を、
展開法を用いた「振れ隅木寄せ棟小屋組みの組み手」など伝統的な工法で加工する技術に優れており、
県内でも数少ない日本建築工法の継承者として活躍してている。

◆「技のみどころ」 ≪こだわり≫
 
 家づくりには「正確さ」、「丈夫さ」、「美しさ」にこだわって造っています。

 また屋根を造り上げる際には木の癖もあるのでそこを見極めていきます。

 垂木などは屋根の板を張ってしまうと見えなくなってしまう部分がありますが、

 その見えない部分にもこだわりを持って造っています。
 

◆「夢」 ≪挑戦・目標≫

 高知は木材にも恵まれています。高知県産の木材をたくさん使った家をこれからも

 造り続けていきたいです。漆喰や和紙も使った日本建築は本当に素晴らしいものです。

 お客様の声を聞き、お客様に喜んでいただける家、人間の体にも自然にも優しい家、

 これからもそんな家を造っていきたいです。
 

◆「ひとこと」

 土佐の匠の名を汚さないように、これからも腕を磨いていきたいと思います。

 
◆「これから建築の道を目指す方へ」

 この仕事の良さは、自分が一生懸命造ったものが、そこに長く残ることです。

 お客様の手に渡った後は、もう自分で直すことはできません。ですからお客様に

 引き渡すまでに精一杯のお仕事をさせていただくことが大事です。

 大きな家を建てるには、まず小さいことからコツコツ造っていくことが必要です。

 そこを頑張っていってほしいと思います。

 自分が一生懸命造った家が、お客様に喜んでいただける、そんな大変やりがいの

 ある仕事です。

                                            

                  ◆◇ 作業風景及び作品 ◆◇

作業風景 振れ隅木寄せ棟小屋組みの組み手

              

 

この記事に関するお問い合わせ

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