鳥インフルエンザ関連情報(平成26年度)

公開日 2024年02月14日

1 県民の皆様へ

(1)家きん(採卵鶏、ブロイラーなど)における発生状況

◆5県・6農場での発生が確認されました。

詳しくは「農林水産省ホームページ(鳥インフルエンザに関する情報)」へ

■熊本県における高病原性鳥インフルエンザの発生と防疫措置について

・平成26年4月13日、熊本県において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されました。

詳しくは「熊本県畜産課ホームページ(県内における高病原性鳥インフルエンザの発生について)」へ

■宮崎県における高病原性鳥インフルエンザの発生と防疫措置について

・平成26年12月16日、宮崎県において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されました。

・平成26年12月28日、2例の発生が確認されました。

詳しくは「宮崎県畜産振興課ホームページ(高病原性鳥インフルエンザに関する情報提供について)」へ

■山口県における高病原性鳥インフルエンザの発生と防疫措置について

・平成26年12月30日、山口県において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されました。

詳しくは「山口県畜産振興課ホームページ(高病原性鳥インフルエンザに関する情報について)」へ

■岡山県における高病原性鳥インフルエンザの発生と防疫措置について

・平成27年1月15日、岡山県において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されました。

詳しくは「岡山県畜産課ホームページ(県内における高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例の発生について)」へ

■佐賀県における高病原性鳥インフルエンザの発生と防疫措置について

・平成27年1月18日、佐賀県において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されました。

詳しくは「佐賀県ホームページ(重要なお知らせ)」へ

■高知県の対応

【4月14日~17日】
・熊本県における発生を受け、家畜保健衛生所が、家畜防疫員の立入検査等により、県内の家きん飼養農場234戸(100羽以上家きん飼養農場94戸及び小規模家きん飼養農場140戸)で飼養する家きんに異常がないこと及び熊本県と疫学関連がないことを確認しました。
・家きん飼養者及び関係団体に対し、情報提供と注意喚起を行いました。
・家きん飼養者に対し、(1)異常家きんを発見した場合の早期通報の徹底、(2)毎日飼養する家きんの健康観察、(3)農場における消毒や防鳥ネットの整備など、飼養衛生管理の徹底について指導を行いました。

【12月16日~19日】
・宮崎県における1例目の発生を受け、家畜保健衛生所が、家畜防疫員の立入検査等により、県内の家きん飼養農場217戸(100羽以上家きん飼養農場90戸及び小規模家きん飼養農場127戸)で飼養する家きんに異常がないこと及び宮崎県と疫学関連がないことを確認しました。
・家きん飼養者及び関係団体に対し、情報提供と注意喚起を行いました。
・家きん飼養者に対し、(1)異常家きんを発見した場合の早期通報の徹底、(2)毎日飼養する家きんの健康観察、(3)農場における消毒や防鳥ネットの整備など、飼養衛生管理の徹底について指導を行いました。

【12月29日】
・宮崎県における2例目の発生を受け、家畜保健衛生所が電話での聞き取りにより、県内の家きん飼養農場217戸(100羽以上家きん飼養農場90戸及び小規模家きん飼養農場127戸)で飼養する家きんに異常がないこと及び宮崎県と疫学関連がないことを確認しました。
・家きん飼養者及び関係団体に対し、情報提供と注意喚起を行いました。
・家きん飼養者に対し、(1)異常家きんを発見した場合の早期通報の徹底、(2)毎日飼養する家きんの健康観察、(3)農場における消毒や防鳥ネットの整備など、飼養衛生管理の徹底について指導を行いました。
鳥インフルエンザ啓発パンフレット[PDF:65KB]

【12月30日】
・山口県における発生を受け、家畜保健衛生所が電話での聞き取りにより、県内の100羽以上家きん飼養農場90戸に対し、情報提供と飼養する家きんに異常がないこと及び山口県と疫学関連がないことを確認しました。

【12月30日~31日】
・県内の100羽以上家きん飼養農家など101戸に対し、緊急的に消石灰を配付し、農場消毒を要請しました(散布終了を1月7日に確認済み)。

【1月16日】
  ・岡山県における発生を受け、家畜保健衛生所が電話での聞き取りにより、県内の100羽以上家きん飼養農場90戸に対し、情報提供と飼養する家きんに異常がないこと及び岡山県と疫学関連がないことを確認しました。

  ・県内の100羽以上家きん飼養農場45戸に対し、緊急的に消石灰の追加配付、農場消毒を要請しました(1月20に配付終了)。

【1月19日】
  ・佐賀県における発生を受け、家畜保健衛生所が電話での聞き取りにより、県内の100羽以上家きん飼養農場90戸に対し、情報提供と飼養する家きんに異常がないこと及び佐賀県と疫学関連がないことを確認しました。

 

■韓国等における鳥インフルエンザの発生について

◆平成26年1月17日、韓国農林畜産食品部は、全羅北道高敞(コチャン)郡の種あひる農場において高病原性鳥インフルエンザの発生を確認したと発表しました。
・また、アジア周辺諸国では、依然として鳥インフルエンザが発生しています。

◆家きん農家を含む畜産関係者の皆様方におかれましては、引き続き、飼養衛生管理の徹底や早期発見に万全を期していただくようお願いいたします。

詳しくは「農林水産省ホームページ(鳥インフルエンザに関する情報)」へ
詳しくは「内閣官房ホームページ(中国における鳥インフルエンザ(H7N9)感染の対応について)」へ

 

■外国に行かれる場合に注意していただきたいこと

・農林水産省は、韓国における口蹄疫の拡大を踏まえて、鳥インフルエンザを含めた動物検疫の強化を進めています。
・地方空港を含め出国エリアや航空機内等における旅客への注意喚起のためのアナウンスを実施しています。
※これから年末年始や旧正月を迎え、海外との人や物の動きが一層激しくなり、国内地方空海港においても海外からのチャーター便などの増加が見込まれることから、農林水産省においては、渡航者や入国者を対象に、動物検疫に係る情報提供、注意喚起等を強化し、引き続き、水際検疫を徹底することとしています。


【具体的なアナウンスの内容(抜粋)】
◆発生国からの肉製品の持ち込みは禁止されていること
◆海外では、家畜を飼っている農場などへの立入は極力避けていただきたいこと
◆帰国時には、靴底消毒を受けていただきたいこと
◆やむを得ず海外で農場など畜産関連の施設に立ち寄ったり、ゴルフシューズなど土の付いた靴などを持っている人は、動物検疫所のカウンターに寄っていただきたいこと

詳しくは「農林水産省ホームページ(空海港における水際検疫の強化について)」へ
詳しくは「動物検疫所ホームページ(家畜の伝染性疾病の侵入を防止するために から海外へ旅行される方へのお願いから)」へ

 

(2)野鳥における検出状況

詳しくは「環境省ホームページ(鳥インフルエンザ関係・報道発表等資料)」へ

 

(3)鳥インフルエンザや家きん卵、家きん肉の安全性について

■鳥インフルエンザのうち、高病原性鳥インフルエンザとは、国際獣疫事務局(OIE)が作成した診断基準(鶏接種試験における病原性の判定)により、高病原性鳥インフルエンザウイルスと判定されたA型インフルエンザウイルスの感染による家きんの疾病 をいいます。

詳しくは「農林水産省ホームページ(鳥インフルエンザとは)」へ
詳しくは「(独)動物衛生研究所 ホームページ(高病原性鳥インフルエンザ)」へ

■家きん卵、家きん肉を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは世界的にも報告されていません。

・鳥インフルエンザは、鶏等の鳥の病気であり、感染鶏の肉や卵が市場に出回ることはありません。

・鶏卵・鶏肉の安全性について、食品安全委員会では、我が国の現状においては、鶏肉や鶏卵を食べることにより、(高病原性)鳥インフルエンザがヒトに感染する可能性はないとの考え方を示しています。

(鶏肉・鶏卵の安全性に関する食品安全委員会の考え方[PDF]、平成19年10月4日更新)[PDF:128KB]

 

(4)愛玩鶏、学校で飼育されている鳥について

■国内で鳥インフルエンザが発生したからといって、直ちに家庭等で飼育している鳥が感染するということはありません。

・清潔な状態で飼育し、ウイルスを運んでくる可能性がある野鳥が近くに来ないようにしてください。

・鳥の排せつ物に触れた後には、手洗いとうがいをしていただければ、心配する必要はありません。

・飼育中の鳥を野山に放したり、処分するようなことはせず、冷静に対応下さいますようお願いいたします。

・飼養する鳥が、原因がわからないまま連続して死亡するなどの異常があれば、すぐに最寄りの家畜保健衛生所に連絡しましょう。

鳥インフルエンザから愛玩鶏を守るために[PDF:3MB]

高病原性鳥インフルエンザと学校飼育鶏[PDF:1MB]

 

(5)死亡野鳥について

■鳥獣対策課ホームページをご覧ください。

鳥獣対策課ホームページ

 

2 現在の高知県の取組(平成26年度)

 

■畜産農家等への情報提供、注意喚起

(1)文書通知

通知順番 文書日付 通知内容
1 平成26年4月13日 熊本県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認に伴う監視体制の強化について
2 9月11日 平成26年度における高病原性鳥インフルエンザ等の防疫対策の強化について
3 10月29日 中国における高病原性鳥インフルエンザの発生等に伴う関係者等への指導の徹底について
4 11月14日 島根県で採取された野鳥の糞便からの高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)の検出について
5 12月22日 年末年始における通報・連絡体制の確認及び的確な初動対応の徹底について
6 平成27年1月19日 国内における高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う防疫対策強化の徹底について

 

■畜産農家への指導・検査等

・飼養衛生管理(清掃、消毒、野鳥の侵入防止、部外者の立入制限など)の実施状況の確認や指導

・異常な家きんを発見した場合の早期通報の徹底

・飼養家きんの鳥インフルエンザウイルス感染状況のモニタリング(抗体検査やウイルス分離)の実施

 

■防疫体制強化に係る打合せ会議

・鳥インフルエンザの発生時には、早期の防圧を図るため、防疫作業を迅速・的確に進める必要があります。

・このため、家畜保健衛生所や畜産試験場の家畜防疫員を構成員とする防疫作業のワーキンググループを平成23年度に立ち上げ、防疫作業の具体的な進め方を検討したり、動員者に対する的確な作業指示のできる防疫作業リーダーの育成に取り組んでいます。

開催順 開催日時 議事内容
1 平成26年6月27日

・異常家畜の届出受理から立入検査までの対応手順について

・疑似患畜確定後の防疫対応について

2 10月31日

・他県の防疫演習の概要について

・平成26年度鳥インフルエンザ防疫演習について

3 平成27年1月20日

・日本各地での発生に対するこれまでの防疫対応と今後の防疫対応方針について

・発生予防対策の徹底について

・初動対応の確認について

 

■防疫演習の実施

(1)高病原性鳥インフルエンザ防疫演習(平成26年11月13日、畜産試験場、参加者33名)

・午前中に、農場における防疫措置の机上演習、防疫服の着用及び異常鶏の病性鑑定演習について実施しました。

・午後には、鶏舎周囲の消毒や農場周辺の防疫措置について家畜防疫員による実動演習を実施しました。

防疫作業の風景[PDF:648KB]

 

3 畜産農家の皆様へ

■消石灰の配付について

・国内における家きんの高病原性鳥インフルエンザの発生や野鳥からの分離が相次いでいることから、今後の県内での発生予防に万全を期すための緊急の措置として、消石灰を配付し、家きんを飼養している農場(100羽以上の飼養規模の農場など101戸)における消毒の徹底を図ります。
・消石灰は、家きん舎周囲および農場外縁部に散布してください。
・配付を完了しました(12月30日から31日)。
・散布が終了したことを確認しました(1月7日)。

■外国に行かれる場合に注意していただきたいこと

・鳥インフルエンザ等が発生している国への渡航は可能な限り自粛してください。

・やむを得ずこれらの国に渡航した場合には、帰国の際に到着した空海港の動物検疫所のカウンターに必ず立ち寄り、指導を受けてください。

■飼養衛生管理の徹底(清掃、消毒、野鳥の侵入防止、部外者の立入制限など)をお願いします。

これまでも鳥インフルエンザに対する防疫対策の強化についてお願いしているところですが、国内での事例を踏まえ、これらの対策を強化していただきますようお願いします。

・防鳥ネットや金網などの整備により、野鳥などの鶏舎への侵入を防止しましょう。

・また、防鳥ネットに破れがないかなど、野鳥などの侵入防止対策を点検しましょう。

・鶏舎周囲に、穀類や生ゴミなどの野生動物をおびきよせるものを置かず、清潔を保ちましょう。

・鶏舎などの出入りの際は、長靴や車両の洗浄・消毒を十分に行いましょう。また、踏み込み消毒槽の設置も効果的です。

・関係者以外の農場への立ち入りを制限しましょう。

・鳥インフルエンザが発生している地域(国内外)への農場視察等は当面の間控えて下さい。

飼養衛生管理基準(鶏その他家きん編)[PDF:2MB]

 

■飼養する家きんの異常に気がついたら、すぐに最寄りの家畜保健衛生所に連絡しましょう。

 

・家きんの状態をよく観察してください。
・飼養する家きんの異常に気がついたら、すぐに最寄りの家畜保健衛生所に連絡しましょう。

 
家畜保健衛生所名 住所 電話番号
 中央家畜保健衛生所  土佐市高岡町乙3229   088-852-7730
   田野支所  安芸郡田野町903-8   0887-38-2543
   香長支所  香美市土佐山田町加茂777   0887-52-3069
   嶺北支所  土佐郡土佐町田井1370-7   0887-82-0054
 西部家畜保健衛生所  四万十市具同相の沢5208   0880-37-2148
   高南支所  高岡郡四万十町榊山町2-12   0880-22-1124
   檮原支所  高岡郡梼原町檮原1629   0889-65-0392

 

4 過去の高知県の取組

【高知県の取組(平成25年度)】
【高知県の取組(平成24年度)】
【高知県の取組(平成23年度)】
【高知県の取組(平成22年度)】

 

 

この記事に関するお問い合わせ

高知県 農業振興部 畜産振興課

所在地: 〒780-0850 高知県高知市丸ノ内1丁目7番52号
電話: 総務担当 088-821-4551
生産振興担当 088-821-4810
衛生環境担当 088-821-4553
食肉センター整備準備室 088-821-4565
ファックス: 088-821-4578
メール: 160901@ken.pref.kochi.lg.jp

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