公開日 2025年03月04日
更新日 2025年06月20日
トピックス
長浜種崎間県営渡船のご案内
県営渡船について
県営渡船は、県道弘岡下種崎線のうち、浦戸湾で隔てられた長浜地区の長浜渡船場から三里地区の種崎渡船場までの575メートルを約5分で結んでいます。
人、自転車、原動機付自転車、125cc以下の小型自動二輪車が無料でご利用いただけます。
なお、現在は運航業務を民間委託しています。
渡船場について
乗船場所 | 最寄りバス停等の情報 |
---|---|
長浜渡船場(長浜側) |
高知市街より、とさでん交通バス「長浜」経由便に乗車 ⇒ 「長浜」で下車 ⇒ 東へ徒歩15分着。 |
種崎渡船場(種崎側) |
高知市街より、とさでん交通バス「種崎」行きに乗車 ⇒ 「種崎」で下車後、すぐ目の前。 |
県営渡船運航時刻表(2025年(令和7年)6月30日まで)
渡船運航時刻表(中国語)[PDF:625KB]、渡船運航時刻表(韓国語)[PDF:606KB]、渡船運航時刻表(台湾語)[PDF:623KB]、渡船運航時刻表(英語)[PDF:623KB]
1.四輪自動車、125ccを超える自動二輪車は乗船できません。
2.火薬類等の危険物を船内に持ち込むことはできません。
3.乗船中は禁煙です。
4.乗下船時には、段差や傾斜に注意して安全利用を心がけてください。
5.乗船中は、バイクや自転車の転倒を防止して下さい。
6.利用に当たっては、係員の指示に従って下さい。
平日・祝日は20便で日曜日は19便です。
県営渡船運航時刻表(2025年(令和7年)7月1日~)
渡轮运行时刻表[PDF:1.56MB] 선박운항시간표[PDF:1.58MB] 渡輪運行時刻表[PDF:1.58MB]
- 四輪自動車、125ccを超える自動二輪車は乗船できません。
- 火薬類等の危険物を船内に持ち込むことはできません。
- 乗船中は禁煙です。
- 乗下船時には、段差や傾斜に注意して安全利用を心がけてください。
- 乗船中は、バイクや自転車の転倒を防止してください。
- 利用に当たっては、係員の指示に従ってください。
月曜日~土曜日は19便で、日曜日は18便です。 - 運休時期につきましては、高知土木事務所道路管理課までお問い合わせをお願いします。
(電話番号)088-882-8646
安全方針・安全重点施策
長浜種崎間県営渡船(安全方針)
日頃は、県営渡船龍馬をご利用いただきありがとうございます。
当船舶は、利用者の皆様に安全で快適に乗船していただけるよう乗組員の操船技術の向上、非常時の緊急体制の確立、安全管理規程の遵守等の安全教育を徹底しています。
また、各施設の点検・整備を充実し、的確かつ早急に対応できる体制を構築しています。
今後も安全の確保は、利用者に対し最大のサービスであるという認識のもと、全職員一丸となり安全意識の向上を浸透させていきます。
令和7年度 安全重点運航施策
1 電気推進船の就航に伴う運航体制の確立
○ 7月に就航予定の電気推進船について、乗務員に対する技術研修や教育を実施し、電気推進システムの
特性や緊急時対応手順を共有します。
○ 電気推進船の特性を踏まえた運航可否判断基準を整備し、その運用体制を確立します。
また、新設備に対応した点検や保守を確実に行い、安全性を確保します。
2 自然災害・異常気象への対応力向上
○ 台風や異常気象時の運航可否判断基準を再確認し、必要に応じて見直しを行います。
電気推進船においても適切な判断ができる基準を整備します。
○ 乗務員に対する自然災害・非常時の対応手順の確認や訓練を継続し、緊急時に適切な行動が取れるよう
努めます。
3 乗船客の安全確保と快適なサービス提供
○ 乗船・下船時の安全確保を徹底し、乗船客との円滑なコミュニケーションを意識します。
○ バリアフリー設備や陸上施設を定期的に点検し、安全で快適に利用できる環境を維持します。
4 健康管理と感染症対策の継続
○ 乗務員の健康管理を徹底し、体調不良時の代替対応を適切に行います。
○ 感染症対策を引き続き実施し、乗船客と乗務員の安全を守ります。
5 既存施策の継続と適応
○ 安全管理規程の遵守を徹底し、ヒヤリ・ハット情報を活用して再発防止に努めます。
○ 昨年度実施した操船技術向上や安全意識向上の取り組みを継続し、必要に応じて改善を検討します。
補足
令和7年度の安全重点運航施策では、新たに就航する電気推進船の導入に伴う運航体制の確立を中心に据え
つつ、既存施策を堅実に継続する方針を採っています。
特に、電気推進船の特性を反映した運航可否判断基準の整備や、乗務員への技術研修を通じて、安全運航を
支える体制を確立します。
また、自然災害や異常気象に対する対応力を高めるとともに、乗船客の安全と快適性を確保し、高齢者や
身体の不自由な方にも安心してご利用いただける環境づくりに努めます。
感染症対策や健康管理についても、昨年度の取り組みを継続し、職員一人ひとりが万全な体調で運航業務に
対応します。
今後も「安全は最大のサービス」という理念のもと、全職員が一丸となって安全意識を高め、安全・快適な
渡船運航を目指してまいります。
高知県高知土木事務所
渡船のあらまし
県営渡船が運航され始めたのがいつの頃かは不明ですが、官許による地区共同運航の渡し船は明治初期から運航されていました。県営渡船としてその存在が明確になるのは、1949年(昭和24年)の「県営渡船船手就業規則」によるものが最初です。戦後しばらくすると、造船所などへの通勤客が増加したことから利用者の利便性を図るため、1959年(昭和34年)4月に一般旅客定期航路事業の免許を受け、県道弘岡下種崎線の一部として一般旅客及び二輪車を対象に無料で運航を開始しました。
利用者の増加に伴い、より大型化の必要が生じてきたこともあり3年後の1962年(昭和37年)6月には、道路法に基づく起債により建造費を捻出する方法をとり、木船からカーフェリー型の鋼船に切り替えられることとなります。この就航船建造費の償還を進めるため、無料であった渡船は人と自動車を除き有料化されます。有料就航による渡船事業は1977年(昭和52年)3月まで続きましたが、償還完了とともに無料に戻され現在に至っています。
1972年(昭和47年)7月に浦戸湾口に三里地区と浦戸地区を結ぶ浦戸大橋が完成し、浦戸湾を挟んだ自動車交通の多くは浦戸大橋を利用することとなったことから県営渡船の利用は減少しました。しかし、人や自転車などはこれまでどおり渡船を利用することが多く、地域の足として重要な役割を担い、無料による渡船の運航が続けられてきました。ただ、1980年(昭和50年)代後半からは造船業の不況により通勤者も徐々に少なくなり、利用者の減少が顕著になってきているところです。
現在の県営渡船は、浦戸大橋が無料開放となった2002年(平成14年)7月12日から車両の乗船を制限し、一隻体制によるバイク(125cc以下)の乗船可で運航しています。2024年(令和6年)度の乗船人数は年間約39千人で、浦戸大橋開通前の年間635千人に比べると、利用者が約1/16以下となっています。なお、2004年(平成16年)4月1日から運航は民間委託となりましたが、今までどおり県営渡船として無料で運航を行っています。
また、2025年(令和7年)7月1日からは、新たに電気船「浦戸」が就航します。これに伴い、これまで就航していた「龍馬」は2025年(令和7年)6月30日までの運航となります。また、この「浦戸」は、推進力等を全て電気で賄う船となっており、充電には再生可能エネルギーを利用し、運航によるCO2排出量をゼロにすることで、カーボンニュートラルの実現に向け、取り組んでおります。
県営渡船は、団体客や学校行事での活用も積極的に協力させていただきますのでご一報ください。
※最大乗船人数(龍馬):110名(2025年(令和7年)6月30日まで)
最大乗船人数(浦戸): 57名(2025年(令和7年)7月1日から)
一般の方の乗船もございますので、団体でご乗船の際は事前に連絡をお願いします。
渡船のあれこれ
龍馬定期点検風景[PDFファイル/140KB]
龍馬運航状況[PDFファイル/284KB]
乗船風景[PDFファイル/374KB]
令和元年度若草特別支援学校の児童が乗船されました[PDF:280KB]
令和元年度若草特別支援学校の児童よりフォトレポート・こどもしんぶんをいただきました[PDF:310KB]
地図
県営渡船案内
この記事に関するお問い合わせ
所在地: | 〒781-0814 高知県高知市稲荷町11番26号 |
電話: | 088-882-8141 |
ファックス: | 088-884-6154 |
メール: | 170106@ken.pref.kochi.lg.jp |
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