化石展示コーナー

公開日 2022年01月30日

化石展示コーナーのご案内

 高知県の地質や化石には、世界に誇る重要なものがあります。化石展示コーナーでは、高知県の代表的な化石を展示し、地質の紹介をしています。開館中は、自由にご覧いただけます。
 はるか昔の地質時代の生き物のようすを直接伝える化石は、かけがえのない「高知の宝もの」です。ぜひご覧ください。
【展示標本】
 約200種(約500個)、そのうち高知県産のものは約140種(約380個)。古生代から新生代までのさまざまな時代のものがありますが、特に高知県産の鮮新世(約60種)や白亜紀(約30種)の化石を多く展示しています。
 展示標本の大部分は、故平田茂留先生から県に寄贈いただき、かつて県立牧野植物園内にあった「化石館」に展示していたものです。そのほか、当センター所有の化石も展示しています。

化石展示コーナー
       展示コーナーのようす

 
               高知県産シルル紀サンゴ         

 
             高知県産白亜紀アンモナイトなど

                
                高知県産白亜紀植物

 
             高知県産新第三紀貝類、単体サンゴ


おもな展示化石[PDFファイル/92KB]

 

 

別室の化石展示

 

 普段は公開していない別室にも、平田茂留先生から県に寄贈された化石や当センター所有化石を保管・展示しています。ご要望に応じてご覧いただけますので、お申し出ください。

【保管化石】
 平田先生から県に寄贈された化石には、高知県を中心に全国各地で採集された、古生代から新生代までの各時代のものがありますが、そのうち当センターで保管しているのは新生代のものです。
 最も点数が多いのは、高知県東南部に分布する唐ノ浜層群(新第三紀鮮新世後期から第四紀更新世初期まで)の貝類化石です。そのほか、高知県東南部と西南部の四万十帯南帯の古第三紀と新第三紀の貝類、生痕などがあります。今では採集のできない貴重なものが多数あります。
 高知県以外の化石には、愛媛県の新第三紀植物化石などがあります。


      別室の展示ケースの一例

  
唐ノ浜層群産化石の例(産地:左から安芸桜ケ丘高校敷地(1970年)、清水ヶ丘中学校校庭(1965年)、田野中学校裏(1966年))

この記事に関するお問い合わせ

高知県立青少年センター

所在地: 〒781-5232 高知県香南市野市町西野303番1号
電話: 0887-56-0621
ファックス: 0887-56-0622
メール: 310405@ken.pref.kochi.lg.jp

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