高知県立大方高等学校が 第8回「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)」準グランプリを受賞!

公開日 2022年06月15日

 第8回「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)」において、高知県立大方高等学校が、「準グランプリ 石井啓一特別顧問賞」を受賞しました。

 「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)」は、全国で展開されている次世代に向けたレジリエンス社会構築への取組を発掘・評価、表彰する制度として、2014年11月に創設されました。強靱な国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動等に取り組んでいる企業・団体を表彰しています。

 この度、【教育機関部門】において、高知県立大方高等学校の次の実績内容が評価されました。

【高校生が作る地区防災計画 ~犠牲者ゼロを目指す防災~ (高知県立大方高等学校)】

<目的>

 生徒が地区防災計画を作成することで、生徒だけでなく学校周辺に居住する近隣住民も含めて、災害時の犠牲者ゼロを達成する。

 特に、生徒が災害時に避難行動において率先避難者、避難所運営において支援者として活躍することができるように、生徒の主体性を養うことを教育的な目的に据える。

<主な実績>

①生徒が住民と一緒に、地区防災計画や避難所運営マニュアルを作成・改訂した。

②住民や近隣保育所、小中学校との防災訓練を実施した。防災計画を紙面で作成するだけでなく、実践を通じて検証し、改訂を重ねた。

③学校独自の防災教材を開発した。例えば、地域特性を踏まえたオリジナルHUGゲームを開発して、防災計画の改訂に役立てた。

④京都大学と連携して、科学的な見地から自然災害を学習した。

⑤学習の成果を行政機関に提言して、ハード面の避難環境の改善につなげた。例えば、生徒が見つけた高台を、新たな津波避難場所に行政が指定し整備した。

⑥学習の成果を、メキシコやトルコなどの海外の学生や行政官に発信した。

⑦アンケート調査の結果、防災など、地域を良くすることを考えたことがある学校の生徒の割合が50.0%から72.4%(県平均55.2%)に上昇した。

 

高知県立大方高等学校 県教育長への受賞報告の様子

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