県では、非行防止対策を抜本的に強化するため、昨年６月に「高知家の子ども見守りプラン」を策定し、少年非行の問題に携わる教育、警察、福祉の関係者が連携を強化し、一体となって取組を進めているところです。

　中でも、本県において、入口型非行の約６割を占める万引きや、不良行為による補導人数の約６割を占める深夜徘徊の防止対策に重点的に取り組むこととしており、平成25年12月には、県内コンビニエンスストア５社との協定を締結いたしました。この協定により、コンビニエンスストア各店舗において「万引き及び深夜徘徊防止のための一声運動」ポスターの掲示や、店員からの深夜に来店した子どもたちへの声かけなどの協力を依頼し、県民の皆様への「一声運動」の周知を図るとともに、「一声運動」の取組を開始しました。

　この運動を更に県民運動として拡大していくために、深夜に営業を行っているスーパーマーケットなどでも「一声運動」を実施していただくため、下記のとおり、スーパーマーケットなどの企業様８社と協定を締結いたしました。この結果、県内の350店舗を超える店舗で「一声運動」の取組が実施されています。

 

○協定締結

　平成26年12月24日（水）

　（スーパーマーケット）

　　　　株式会社サニーマート

　　　　株式会社サンシャインチェーン本部

　　　　株式会社サンプラザ

　　　　株式会社エースワン

　　　　株式会社ナンコクスーパー

　　　　株式会社トーヨー

　　（コンビニエンスストア・弁当店）

　　　　株式会社きさらぎ（くいしんぼ如月）

　　（レンタルビデオ店）

　　　　株式会社ウイル（TSUTAYA）

 

○協定の概要

　８社の合計約120店舗において、以下の取組を実施します。

　　（１）店員等による青少年の万引き及び深夜徘徊を防止するための「一声運動対応シート」を活用した声かけ

　　（２）幼い子どもが夜中に一人で来店してきたり、敷地内で、子どもがたむろする状態が続くような場合は、警察に連絡・通報

　また、県が配布する「一声運動実施啓発ポスター」を店舗に掲示していただき、青少年非行防止の取組を広く県民に周知します。