公開日 2020年02月04日
総務省消防庁によると、平成26年から平成30年までの5年間に電気ストーブによる火災は2,442件、電気こたつによる火災は192件発生しています。平成30年は、電気ストーブと電気こたつによる火災が合わせて493件発生し、死者が67人、負傷者は213人でした。特に65歳以上の高齢者で死者尾及び負傷者が多くなっており、高齢者が使用する際には十分な注意が必要です。
消費者庁に寄せられた事故事例を見ると、電気暖房器には裸火がないため火災は発生しにくいだろうという油断や誤解があり、電気ストーブや電気こたつで洗濯物を乾燥させたり、ヒーターに布団や座椅子が接触していたりして、火災が発生していました。
電気ストーブや電気こたつを使用する際は、以下のような点に注意しましょう。
【電気ストーブ・電気こたつ共通】
(1)就寝時、外出時やその場を離れるときは電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。
(2)洗濯物の乾燥等には使用しないようにしましょう。
(3)スプレー缶やライター等の近くに置かないようにしましょう。
(4)ヒーター部分のお手入れをして、ほこりやごみが付着したまま使用しないようにしましょう。
【電気ストーブ】
(5)壁や燃えやすいものから離して使用しましょう。
【電気こたつ】
(6)布団や座布団、座椅子をこたつの中に押し込まないようにしましょう。
消費者庁ホームページ
電気ストーブや電気こたつの火災に注意しましょう![PDF:961KB]
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