ワクチンには発症を抑え重症化を防ぐ効果があります

公開日 2024年02月16日

 新型コロナワクチンは新型コロナウイルス感染症の発症を予防する高い効果があり、また、重症化を予防する効果が期待されています。しかし一定割合でブレイクスルー感染(※)をすることがあるため、ワクチン接種後も引き続き感染防止対策が必要です。
 8月の県内におけるワクチン接種歴の違いによる新規感染者の発症割合を比較すると、接種者は未接種者の約1/39大きな差が出ています。また、8月の新規感染者のうち、ワクチン接種後の感染者で重症化した方はいませんでした。
 (※)ワクチン接種後、十分な抗体得るとされる回目接種後2週間経過後の感染
 
表1
※HER-SYS(新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム)に登録されている新規感染者データから算出。新規感染者のうちワクチン接種歴が不明の208人を除いた人数
※重症化した人数は,未接種の方は1,078人中15人、ワクチンを1回でも接種済の方は96人中0人
 
表2
※VRS(ワクチン接種記録システム)に登録されているワクチン接種データから算出
 
表3
※接種歴別10万人当たりの新規陽性者の算出に使用する分母は8月31日時点の接種数で固定。
なお、8月中旬の全国集計データ(感染者数7万人ベース)では、未接種者に対し1回目接種者は1/3程度、2回目接種者では1/17程度に発症の割合が抑制されている。

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