不妊治療と仕事を両立しやすい環境づくりについて

公開日 2026年06月01日

近年、晩婚化等を背景に、不妊の検査や治療を受けたことがある(受けている)夫婦は増加しており、夫婦全体の約4.4組に1組の割合になっています。また、働きながら不妊治療を受ける方も増加傾向にあると考えられますが、厚生労働省の調査では不妊治療と仕事との両立ができず11%の方が離職しています。

そのため、不妊治療を受けながら安心して働きつづけられる職場環境の整備が求められています。

1.不妊治療について

不妊症とは

妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしていたにもかかわらず1年間妊娠をしない場合などをいいます。女性だけでなく男性にも原因がある場合があり、不妊治療の内容や期間等は、個々人によってまったく状況が異なります。

不妊治療の仕事への影響

治療の内容によって、特に女性は頻繁な通院が必要となったり、排卵周期に合わせて通院が必要となり、前もって治療の予定を決めることが困難な場合があります。

また、治療はホルモン刺激法等の影響で、腹痛や頭痛等の体調不良等が生じることもある他、仕事や治療に関するストレスを感じることもあります。

2.事業主・人事部門の方へ

不妊治療を受けながら安心して働きつづけられる職場環境を整えるため、以下のポイントに配慮しましょう。

プライバシーへの配慮・ハラスメント防止対策

  • 不妊や不妊治療に関することはプライバシーに属するとともに機敏な問題です。本人から相談や報告があった場合でも、本人の意思に反して職場全体に知れ渡ってしまうことがないようプライバシーの保護に十分配慮しましょう。
  • 不妊治療は受けていることを理由とした嫌がらせや不利益な取扱いは、ハラスメントに該当する場合があります。職場でハラスメント防止対策に取り組むことが重要です。

職場内の理解の促進・風土づくり

  • 不妊治療に関する正しい知識を身につけ、不妊治療に限らず家庭の事情は全ての人に起こり得ることであることへの理解を深めましょう。

相談対応

  • 労働者の不妊治療と仕事の両立を支援するというメッセージを伝えましょう。
  • 不妊治療を受けている労働者から相談を受けたら、不妊治療と仕事の両立の実態(不妊治療が仕事に及ぼす影響や今後の治療の見通し等)や、どのような働き方をしたいのかを把握することが必要です。
  • また、不妊治療を行っている労働者の業務をカバーしている社員の働き方や業務量の状況を把握し、必要に応じて業務体制の見直しや調整を行いましょう。

 

企業のための不妊治療と仕事の両立サポートガイド

県では、企業向けに不妊治療の内容や職場での配慮のポイントを紹介したリーフレットを作成しました。
ぜひご活用ください。
企業のための不妊治療と仕事の両立 サポートガイド[PDF:567KB]

3.不妊治療を受けられる方や、その周囲の方へ

まずは、不妊治療の現状について知り、不妊治療をしながら仕事をしている方への理解を深めましょう。

県では、不妊治療の仕事への影響や一人ひとりができること等をまとめた啓発動画を作成しました。
ぜひご視聴ください。

相談窓口(高知県不妊専門相談センター「ここから相談室」

不妊に関する医学的・専門的な相談や、不妊・不育症等による身体や心の悩みなどについて、不妊症看護認定看護師などの専門相談員が相談に対応しています。

詳しくはこちら

4.関連する制度等の紹介

この記事に関するお問い合わせ

高知県 子ども・福祉政策部 子育て支援課

所在地: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号
電話: 総務・企画 088-823-9640
母子保健 088-823-9659
子育て支援 088-823-9641
ファックス: 088-823-9658
メール: 060501@ken.pref.kochi.lg.jp

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