豚熱関連情報(令和8年度)

公開日 2026年04月01日

更新日 2026年08月07日

1 県民の皆様へ

野生いのししの間で豚熱(ぶたねつ)という病気が広がっています。

人間に感染することはありませんが、豚に感染して養豚業に大きな被害を与えます。

ウイルスを山林から持ち帰らないよう、ご協力をお願いします。

① ウイルスは土にも含まれます。靴の泥は山で落としましょう。

② いのししを誘因しないよう、残飯は持ち帰りましょう。

③ 家畜がいる施設に近寄らないようにしましょう。

④ いのししの死体を見つけたら管轄の自治体に連絡してください。

【啓発用チラシ】

◆ 消費者の皆様へ(豚熱)CSFは人に感染しません[PDF:625KB]

◆ 登山者、キャンパー、山林内で作業する皆様へ(豚熱)登山者・キャンパーの皆様へ[PDF:1.06MB]

◆ 狩猟・有害鳥獣保護をされる皆様へ(豚熱)狩猟・有害鳥獣捕獲をされる皆様へ[PDF:538KB]

 

(1)県内における発生状況

・令和4年9月16日に1例目が確認されて以降、令和8年7月31日までに県内で野生いのしし 61頭 の豚熱感染が確認されています。   

【集計】R4・R5・R6 野生いのししにおける豚熱感染確認状況[PDF:51.4KB]

 【令和4年度】11頭の豚熱感染を確認 20220916(1例目)プレスリリース[PDF:1.48MB]

 【令和5年度】27頭の豚熱感染を確認

 【令和6年度】18頭の豚熱感染を確認  20240718 (中土佐町)プレスリリース[PDF:604KB]

 【令和7年度】4頭の豚熱感染を確認

 【令和8年度】感染確認事例なし

豚熱感染確認区域(61例目まで)[PDF:9.49MB]

 

(2)国内における発生状況

 

■豚及びいのしし飼養施設における発生

・平成30年9月9日、岐阜県岐阜市の養豚農場において、国内では26年ぶりに本病の発生が確認されました。

・令和8年7月31日時点で、25都県105事例(岩手県宮城県山形県新潟県茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県福井県山梨県長野県岐阜県愛知県静岡県三重県滋賀県奈良県和歌山県兵庫県愛媛県佐賀県沖縄県)が発生し、約44万頭が殺処分されています。

 

■野生いのししにおける発生

・平成30年9月13日、岐阜県で野生いのししでの感染が確認されて以降、野生いのししでの感染確認検査において
 陽性頭数が増加し、発生地域も拡大しています。

・令和8年7月31日時点、43都府県(青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県茨城県栃木県群馬
埼玉県東京都神奈川県新潟県富山県石川県福井県山梨県長野県岐阜県静岡県愛知県三重県滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県和歌山県鳥取県島根県岡山県広島県山口県徳島県香川県愛媛県、高知県、福岡県佐賀県長崎県熊本宮崎県鹿児島県)で感染が確認されています。

詳しくは「農林水産省ホームページ(CSFについて)」

・野生いのししは豚熱に感染し、飼育豚等への感染源となる恐れがあります。死亡したいのししを発見した場合は
 豚熱に感染しているかどうか検査を行いますので、最寄りの市町村まで連絡をお願いします。ただし、次の死亡
 いのししについては、検査の対象外ですので、連絡は不要です。

【検査の対象外とする野生いのしし】

・車両道路上及びその付近で死んでいるもの(交通事故が死因であることが明らかなもの)

・崖の下、水中など採材をするのに困難な場所にあるもの

■国内におけるワクチン接種状況

・豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針に基づき、農林水産省が予防的ワクチン接種推奨地域を指定します。

・令和8年7月31日時点、北海道を除く46都府県が接種推奨地域に指定されています。

詳しくは「農林水産省ホームページ(飼養する豚等への豚熱ワクチン接種について)」

(3)国外における発生状況

詳しくは「農林水産省ホームページ(CSFについて)」へ

 

■外国に行かれる場合に注意していただきたいこと

・農林水産省は、動物検疫所での水際対策を徹底しています。
・地方空港を含め出国エリアや航空機内等における旅客への注意喚起のためのアナウンスを実施しています。

【具体的なアナウンスの内容(抜粋)】
◆発生国からの肉製品の持ち込みは禁止されていること

◆海外では、家畜を飼っている農場などへの立入は極力避けていただきたいこと

◆帰国時には、靴底消毒を受けていただきたいこと

◆やむを得ず海外で農場など畜産関連の施設に立ち寄ったり、ゴルフシューズなど土の付いた靴などを持っている
 人は、動物検疫所のカウンターに寄っていただきたいこと

詳しくは「農林水産省ホームページ(海外から日本の農場に来る方への情報)」へ
詳しくは「動物検疫所ホームページ(家畜の伝染性疾病の侵入を防止するために ~海外へ旅行される方へのお願い~)」へ

 

2 現在の高知県の取組(令和8年度)

(1)畜産農家等への情報提供、注意喚起

文書通知

番号

文書日付 通知内容
4月27日 連休期間における家畜防疫対策の徹底について
7月22日 野生いのししのおける豚熱対策について

(2)高知県の対応(平時)

■発生予防対策

①情報提供、注意喚起

農業ネット等により生産者や関係者への発生状況の速やかな情報提供

・農場出入口や農場に出入りする車両や人の消毒の徹底など、飼養衛生管理基準の遵守によるウイルスの侵入防止
  対策の徹底

・豚に異常が認められた場合の県への早期届出の徹底

 

②農場立入検査

・県内の全養豚場(13戸)に対して立入検査を実施(異状なし)

・食肉センター(2か所)における車両消毒など交差汚染防止対策の徹底

 

③防護柵の設置

・県内の全養豚農場(16戸)で設置完了(令和元年度)

 

④高知龍馬空港における靴底消毒など

(国内線)

・靴底消毒マットを常設しています。

高知龍馬空港における靴底消毒の実施[PDF:861KB]

 

(国際チャーター便)

・高知龍馬空港には高知と台湾を結ぶ、国際定期チャーター便が就航しています。
・農林水産省動物検疫所では、高知龍馬空港に国際線が到着した際には、旅客が通る場所に靴底消毒用のマットを
 設置しています。
・海外から肉製品を持ってきてしまった方、海外で家畜関連施設に立ち入った方、土の着いた衣服や靴などを持っ 
 ている方は動物検疫カウンターに申し出てください。

高知龍馬空港における靴底消毒風景など[PDFファイル/1.04MB]

 

⑤豚熱予防的ワクチンの接種

・令和3年8月6日に本県が豚熱のワクチン接種推奨地域に設定されたことを受けて、令和3年10月1日から豚熱
 予防的ワクチン接種を開始し、令和3年11月9日までに、県内全戸の養豚場等で20,038頭の豚等に対して豚熱ワ
 クチンの初回接種を実施しました。現在は、新たに生まれてきた子豚に対し接種するなど、県内における全飼育
 豚を対象に接種を継続しています。
豚熱ワクチンの接種について[PDF:577KB]

 

・ワクチン接種による免疫付与状況及び野外ウイルスの侵入を確認するため、接種農場において必要な検査を実施
 しています。令和3年度の接種開始以降、接種農場全戸において免疫付与状況確認検査を実施し、これまで全戸
 で抗体陽性率(中和抗体価1倍以上)が80%以上であることを確認しています。

 

・「高知県知事認定獣医師認定要領」(令和4年3月22日付け、3高畜産第644号)

 適時性及び適切性に係る要件を満たす獣医師(獣医師の属する団体を含む。以下「知事認定獣医師」という。)
 について、豚熱ワクチン接種を行わせることができることを定めた
「高知県知事認定獣医師認定要領」を制定しま
 した。

高知県知事認定獣医師認定要領(本体)[PDF:74KB]
高知県知事認定獣医師認定要領(様式)[DOCX:36KB]

 

・「高知県知事認定獣医師等認定要領」(令和5年3月30日付け、4高畜産第852号)

 令和4年12月、「豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針」の一部変更に伴い、登録飼養衛生管理者(生産者)による接種が可能となりました。本県においても登録飼養衛生管理者による接種が可能となるよう、以下のとおり、「高知県知事認定獣医師等認定要領」を制定しました。

高知県知事認定獣医師等認定要領(本体)[PDF:92.8KB]

高知県知事認定獣医師等認定要領(様式)[XLSX:129KB]

 

⑥野生いのしし対策

・平成30年9月から、県内で発見された死亡した野生いのししを対象に豚熱検査を実施しています。

・令和3年度から、一般社団法人高知県猟友会の協力のもと、捕獲した野生いのししについても豚熱検査を実施し
 ています。

・令和4年度から豚熱経口ワクチンの散布を実施しています。

豚熱経口ワクチン散布の様子[PDF:1.3MB]

 

⑦農場における野生動物侵入防止対策

・令和4年6月、公益社団法人日本ペストコントロール協会から講師を招き、県内の養鶏農家、養豚農家、及び畜
 産関係者を対象に、農場におけるネズミ対策についてオンライン講習を実施しました。

・令和4年10月以降、一般社団法人高知県ペストコントロール協会が農場におけるネズミ対策について現地調査の
 実施、生産者への助言を実施しています。
・令和6年1月、一般社団法人高知県ペストコントロール協会から講師を招き、県内の養鶏農家、養豚農家、及び
 畜産関係者を対象に、農場におけるネズミ対策(令和4年、令和5年に実施した調査報告含む)及びハエ対策に
 ついて、講習を実施しました。

  

■県内における死亡した豚や野生イノシシの豚熱検査実施状況(平成30年9月14日から令和8年7月31日までの累計(括弧内は陽性数))

  H30 H31 R2 R3

R4

R5

R6

R7

R8 合計
(うち陽性数)
36 23 48 10 3
(0)
24
(0)

48

(0)

2

(0)

0

(0)

194
(0)

死亡野生イノシシ

4 2 0 4 10
(7)
25
(24)

43

(15)

19

(3)

5

(0)

112
(49)

捕獲野生

イノシシ

43 293
(4)
272
(3)

288

(3)

284

(2)

196

(0)

1,376
(12)

ジビエ利用

イノシシ

76

(0)

54

(0)

130

(0)

R8年度野生イノシシにおける豚熱・アフリカ豚熱検査一覧(R8.7.31時点)pdf[PDF:166KB]

 

■発生県に対する防疫措置の支援(平成30年12月3日以降)

・家畜防疫員のべ35名派遣(岩手県、栃木県、埼玉県、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、佐賀県、沖縄県)

 

3 畜産農家の皆様へ

■国内での豚熱の発生への対応について

・畜産農家(特に、豚及びイノシシの所有者)の皆様におかれましては、農場出入口での消毒の実施等の飼養衛生
 管理基準の遵守徹底により、農場への豚熱ウイルスの侵入防止に万全を期していただくようお願いします。
・飼養衛生管理基準点検シールを農場従業員等の目に付く場所に貼り、毎日点検を実施していただくようお願いし
 ます。

■外国に行かれる場合に注意していただきたいこと

・豚熱等が発生している国々を訪問した際には、家畜を飼育している農場などへの立ち入りは極力避けるようにし
 てください。
・肉製品等を日本に絶対持ち帰らないでください。
・また、やむを得ず農場などの畜産関連施設へ立ち入ったり、家畜に接触した場合には、病原体が人や物に付着し
 ているおそれがありますので、帰国時に動物検疫所のカウンターにお立ち寄りください。

■飼養衛生管理の徹底(清掃、消毒、部外者の立入制限など)をお願いします。

 詳しくは、飼養衛生管理基準に関するパンフレット(畜種別)をご覧ください。
飼養衛生管理基準(豚、いのしし)(令和7年9月)[PDF:244KB]

 

・家畜の健康観察を毎日行い、異常の早期発見・早期通報に努めてください。
・家畜の管理者以外の者の農場敷地内への出入りを原則禁止してください。やむを得ず農場内に入場させる際に
 は、海外渡航歴や他の農場への訪問履歴を確認した上で、問題がない場合にのみ許可してください。
・農場の敷地および畜舎の消毒を徹底してください。消石灰の散布などは有効です。
・敷地や畜舎に入退場する人、車については、出入りの記録を徹底することや、その際に消毒(靴底、タイヤ、足
 元マットなど)を徹底してください。消石灰の踏込槽や塩素系薬剤の噴霧などは有効です。

・生肉を含み、又は含む可能性がある飼料を給与する場合は、加熱処理(撹拌しながら摂氏90度以上で60分間以上
 又はこれと同等以上の効果を有する方法等)が適切に行われたものを用いるようにしましょう。また、加熱後の
 飼料が加熱前の原材料等により交差汚染しないよう必要な措置等を講じましょう。
・死亡家畜の処理までの間、野生動物に荒らされないようシートをかぶせたりするなど適切に保管するようにしま
 しょう。また、保管場所への野生動物の侵入を防止するための措置を講じましょう。
・畜産の飼料保管場所、給餌施設及び吸水設備に野生動物の排せつ物等が混入しないよう必要な措置を講じましょ
 う。

飼養する家畜の異常に気がついたら、すぐに産業動物獣医師または最寄りの家畜保健衛生所に連絡しましょう。

・家畜の状態をよく観察してください。
・飼養する家畜の異常に気がついたら、すぐに産業動物獣医師または最寄りの家畜保健衛生所に連絡しましょう。
・特定症状が認められた場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡しましょう。

豚熱及びアフリカ豚熱に関する特定症状について[PDF:428KB]

 

4 家畜保健衛生所連絡先

 
家畜保健衛生所名 住所 電話番号
 中央家畜保健衛生所  土佐市高岡町乙3229   088-852-7730
   田野支所  安芸郡田野町903-8   0887-38-2543
   嶺北支所  土佐郡土佐町田井1370-7   0887-82-0054
 西部家畜保健衛生所  四万十町本堂595   0880-24-0050
   幡多支所

 四万十市利岡137

  0880-34-8086

 

5 過去の高知県の取組

【高知県の取組(令和7年度)】
【高知県の取組(令和6年度)】                                    【高知県の取組(令和5年度)】                                   【高知県の取組(令和4年度)】
【高知県の取組(令和3年度)】
【高知県の取組(令和2年度)】
【高知県の取組(平成31年度/令和元年度)】
【高知県の取組(平成30年度)】

この記事に関するお問い合わせ

高知県 農業振興部 畜産振興課

所在地: 〒780-0850 高知県高知市丸ノ内1丁目7番52号
電話: 代表 088-821-4551
総務・食肉センター担当 088-821-4565
酪肉振興担当 088-821-4810
経営流通担当 088-821-4522
衛生環境担当 088-821-4553
ファックス: 088-821-4578
メール: 160901@ken.pref.kochi.lg.jp

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