公開日 2024年02月06日
更新日 2025年10月17日
地球上の生きものは、40億年という歴史の中でさまざまな環境に適応して変化し、3,000万種ともいわれる多様な生きものが生まれました。
これらの生命は、一つひとつに個性があり、支え合って生きています。
生物多様性は、「生きものたちの豊かな個性とつながり」という言葉で表されています。
高知県における生物多様性保全に係る取組
高知県の生物多様性地域戦略
平成20年6月に施行された生物多様性基本法では、生物の多様性の保全及び持続可能な利用に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、豊かな生物の多様性を保全し、その恵沢を将来にわたって享受できる自然と共生する社会を実現することを目的としています。
この基本法では、生物多様性国家戦略の策定や国が講ずべき施策などが定められていますが、国だけでなく、地方公共団体、事業者、国民・民間団体の責務なども規定されています。
地方公共団体の責務としては、生物多様性地域戦略の策定に努めるとともに、国の施策に準じた施策等を実施するものとしています。
高知県の生物多様性の保全と持続的な利用に関する総合的な指針として「生物多様性こうち戦略」を策定しました。
生物多様性こうち戦略【2024改定版】はこちら
生物多様性こうち戦略推進リーダーについて
高知県では、生物多様性の保全や普及、担い手育成、各主体間の連携促進や地域資源の発掘・活用に関して先導的な人材として「生物多様性こうち戦略推進リーダー」を登録しています。
詳細はこちら
生物多様性こうちプラン大賞(高知県環境活動支援センター事業)
高知県内における生物多様性保全活動の主流化に向けて、県内のさまざまな地域における「生物多様性こうち戦略」の行動計画に沿った生物多様性の保全と持続可能な利用につながる取り組みを募集・表彰し、県民による生物多様性保全の取り組みを促進することを目的に開催しています。
詳細はこちら(高知県環境活動支援センターえこらぼ)
生物多様性に関する情報
30by30目標
2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、2030 年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。
詳細はこちら(環境省)
関連リンク
・生物多様性-Biodiversity-(環境省)
・生物多様性国家戦略2023-2030
(環境省)
自然共生サイト
30by30目標を達成するため、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を国(環境省)が「自然共生サイト」として認定する取組が進められています。
・本県においては、7か所(令和7年10月時点)が認定を受けています。
(1)「王子の森/木屋ケ内山林」(四万十町)
(2)「三菱商事 千年の森 (通称:彌太郎の森)」(安芸市)
(3)「四万十市トンボ自然公園(通称:トンボ王国)」(四万十市)
(4)「東山森林公園~高知県安芸市・東京海上日動 未来への森~」(安芸市)
(5)「ナカエの森・地球がよろこぶ森林プロジェクト~芥川団地複層林~」(土佐町)
(6)「四万十市トンボ自然公園(通称・トンボ王国)」(四万十市)
(7)「ドコモ四国 土佐・いの元気の森(フジツツジ保全エリア)」(いの町)
・自然共生サイトの概要や申請方法はこちら(環境省)
・自然共生サイトに係る支援証明書の申請や、自然共生サイトとサイトへの支援希望者とのマッチング支援について(環境省プレスリリース)
参考情報
生物多様性こうち戦略策定に係る取組(平成24~25年度)
(1)「生物多様性こうち戦略」策定に向けた検討経過について
検討経過はこちら
(2)関連イベント 「さがそう、身近な生物多様性フォトコンテスト」【終了】
・写真展・審査結果の発表ページはこちら
・作品募集のページはこちら
(3)「生物多様性こうち戦略」の取組
戦略策定後の取組はこちら
「さがそう、身近な生物多様性フォトコンテスト」(令和6年度)【終了】
生物多様性こうち戦略【2024改定版】の策定後、概要版パンフレットの作成に向けてフォトコンテストを行いました。(終了)
審査結果の発表ページはこちら
この記事に関するお問い合わせ
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| 牧野植物園整備担当 088-821-4868 | |
| 共生社会担当 088-821-4554 | |
| 自然保護・公園担当 088-821-4842 | |
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