公開日 2024年02月05日
21世紀の暮らしを支える『私たちの高知港』 ~高知港の新しい港湾計画について~
21世紀最初の10年間における高知港の開発、利用、保全の方向をまとめた新しい港湾計画を策定しました。高知新港を国際多目的ターミナルとして位置づけるとともに、浦戸湾内の再編、水際線の開放、湾内水域の利用・保全を図るという方針を示しています。
この計画の背景になっているものは、これに先立ち策定した30年先を見通した高知港の長期ビジョンです。高知新港は「高知県経済を支える国際物流・交流拠点」、浦戸湾は「人と自然が共生し、交流が拡がる水辺空間」を高知港が目指すべき将来像として掲げています。
高知港港湾計画の縦覧場所は、次のとおりです。
高知市丸の内一丁目2-20 高知県土木部港湾・海岸課
高知市稲荷町11-26 高知土木事務所
港湾計画の主な方針と計画内容
(1) 高知新港(三里地区)
高知新港は、多目的な国際ターミナルとして、船舶の大型化やコンテナ化に対応するとともに、石灰石などの地場産業を支える港として、更には、フェリーなどの基地を新港に移転することにより、高知港全体の貨物取扱量の約半分を取り扱います。このように高知新港では、幾つかの機能を一定分離しながら、近くにある物流基地との連携を図り、県産品の競争力の強化に繋げていきます。
(2) 弘化台地区・潮江地区・港町地区
フェリー貨物を中心とする浦戸湾内の物流機能が新港に移転することにより、潮江地区周辺と新港(三里地区)を結ぶ輸送ルートとして、潮江地区と弘化台地区を結ぶ連絡橋(4車線)の整備を進めます。 また、物流機能移転後の潮江地区では、「わんぱーく・こうち」と連なる市民の交流の場として、耐震強化岸壁と一体となった防災機能を合わせ持つ緑地などの整備を進めます。
(3) 桂浜地区・種崎地区・仁井田地区・横浜地区
桂浜の更なる魅力向上のため、桂浜防波堤周辺を新たな観光客の受け皿となるよう景観を整える整備を進めます。また、種崎地区・仁井田地区などでは、港内に放置されているプレジャーボートの係留・保管のための施設整備を進め、横浜地区などでは、地域住民のニーズにかなったアメニティ空間を形成するため港湾環境施設整備を進めます。
桂浜・種崎地区港湾計画図へ
桂浜・種崎地区航空写真等へ
仁井田地区港湾計画図(H21年3月軽変)へ
仁井田・種崎地区航空写真へ
横浜地区港湾計画図へ
横浜地区航空写真へ
高知港港湾計画図
地図のアルファベットを参考に、右の地区名をクッリクするとエリアの拡大地図が表示されます。
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