公開日 2023年09月06日
更新日 2024年09月06日
「麻しん(はしか)」を排除するため、予防接種を受けましょう!
- 麻しんは、「はしか」と呼ばれていますが、感染力が非常に強く、罹患すると、まれに重篤な後遺症が残ったり、死に至るケースもあります。
- 日本では、麻しんに関する特定感染症予防指針(平成25年4月1日適用一部改正)の中で平成27年度までに「麻しんの排除」を達成するとの目標を掲げ、各県で対策を行ってきました。
- 平成27年3月、世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本は麻しんの排除状態にあることが認定されましたが、今後とも、麻しんの排除状態を維持するため、麻しん対策の推進に努める必要があります。
- この指針の中で、予防接種の接種率を95%以上とすることを目標としています。
- 現在は、2回の接種が原則です。2回の接種を受けることで、1回の接種では免疫が付かなかった人に免疫をつけることができたり、さらに免疫を増強させる効果もあります。
1 麻しん風しんの予防接種率について
高知県は、国の特定感染症予防指針に準じて麻しん風しんの予防接種率95%以上を目標としています。第1期については、令和2年度は100.4%と目標を達成していましたが、令和4年度は91.9%と目標を下回っています。第2期については、未だ、目標の95%を達成していません。
平成27年度~令和4年度までの接種率[PDF:94.7KB]
2 令和4年度の麻しん風しんワクチンの接種率について
令和4年度の麻しん(はしか)風しんの予防接種率が発表されました。高知県の接種率は、第1期 91.9%、第2期 90.3%でした。第1期は、昨年度に比べると0.8ポイント減少し、第2期も2.0ポイント減少しました。また、第1期、第2期ともに全国平均を下回っています。
第 1 期 | 第 2 期 | |
高 知 県 |
91.9% (44位) |
90.3% (44位) |
全 国 平 均 | 95.4% | 92.4% |
全 国 最 高 | 97.5% | 95.3% |
全 国 最 低 | 89.1% | 85.7% |
○ 都道府県順位
3 接種対象者は?
以下のお子さんは、無料で(公費で負担)で予防接種が受けられます。
- 第1期:生後12月から24月に至るまでの間にある者
- 第2期:5歳以上7歳未満であって、小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までにある者(保育所や幼稚園などの年長児)
※接種に関するお問い合わせは、住所地の市町村担当課[PDF:46KB]にお問い合わせください。
4 接種可能な医療機関は?
5 接種勧奨用チラシ等
高知県版のチラシを作成しましたので、ぜひご活用ください。
※啓発用ポスターは、国立感染症研究所感染症情報センターのホームページをご覧ください。
厚生労働省のホームページをご覧ください。
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ
所在地: | 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号 | |
電話: | がん・企画担当 | 088-823-9674 |
難病担当 | 088-823-9678 088-823-9684 |
|
感染症担当 | 088-823-9677 | |
新興感染症担当 | 088-823-9092 | |
ファックス: | 088-873-9941 | |
メール: | 130401@ken.pref.kochi.lg.jp |
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード