公開日 2012年06月28日
更新日 2014年03月16日
四国の優れた自然景観や歴史的、文化的遺跡を歩道で結び、自然の中で、歩いてこれらに親しむ自然歩道です。
高知県内には総延長598.9kmで、この2つのルートは昭和60年度に整備されました。
【みどころ】
◇浮津休憩所、宮川公園(入野松原)
◇浮津海水浴場
◇松山寺跡
本尊は、薬師如来並びに地蔵菩薩開基は空海と伝えられている。
明治初年の廃仏棄釈の政策により廃寺となり、寺宝として土佐守紀貫之の書と言われる「月字の額」が伝承されている。
◇王無しの浜
元弘の変に敗れ配流の身となった尊良親王が上陸したところである。
親王を出迎えに有井庄司が駆けつけたときは、すでに立ち去った後で親王の姿がなかったことから「王無しの浜」と呼ばれるようになった。
◇サイクリングロード
◇有井庄司の墓
有井庄司は、有井川の荘官、土佐へ流された尊良親王を守り有井川の奥地米原に殿舎を建設したり、身辺の世話をした忠臣の一人。
有井庄司の死を知った親王が五輪石を送り、八幡神社の境内に造らせたものである。
◇井の岬海岸
浮津海水浴場、入野松原へと連なる海岸線の東端に突き出た岬。水深があり磯釣りの場として名高い。
岬から望む夕陽は素晴らしく「伊田の夕照」と、古い入野八景のひとつに詠まれている。
◇金浜、平野の浜
金浜の地名は、この地の砂に砂鉄が多く含まれることからその名が付けられたと言われる。
以前は、平野の浜とともに海水浴場としてにぎわっていたが、現在は県内外の若者が集うサーフィン場として知られている。
◇下田
下田は古くから四万十川流域の門戸として重要な地であった。特に一条時代以来上方との商業交通が盛んになり、商港として浦戸、須崎とともに県下三大港の一つとされ、港町として発展してきた町である。
下田港の岸壁には、かつて木炭を積みいれた倉庫や回船問屋の家並みが活気にあふれた当時の面影をしのばせている。
◇下田の渡し
下田と対岸の「初崎」、1.2kmを結ぶ市営の渡し船。地域の人々にとってはなくてはならない「足」として利用されている。
◇貴船神社
後醍醐天皇の嫡子尊良親王は、この地に無事入港出来た事に感謝してこの貴船山に社を建立し、京都鞍馬山より祭鎮してきた鏡と鉾を奉納。
この社を貴布称大明神と称し民とともに海上安全の守護神として崇敬した。
現在は貴船神社と改称され、下田の総鎮守として、毎年、夏と秋に地区民あげての祭りが行われ、「貴船さん」の愛称で親しまれている。
◇有隣公園
昭和初期に西沢林之助氏が土地を購入、整地し町に寄贈した公園で地区の人々の憩いの場となっている。
園地からは下田の町並や四万十川、太平洋が一望できる。
◇下田の渡船
【地図】
※この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図を複製したものである。
(承認番号 平19総複、第766号)
※このページの掲載内容は、高知県発行のコース案内リーフレットを転載したものです。
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黒潮町 商工観光課 | TEL | 0880-43-2113 |
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