公開日 2022年03月18日
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行事名
物部川濁水対策検討会「とりまとめ報告書」の公表について -
日時
2022年3月24日 13時00分 -
場所
県政記者室 -
知事の出席
無 -
副知事の出席
無 -
取材ポイント
物部川の今後の濁水対策を含む物部川源流域の山から海までの総合的な土砂管理の基本的な考え方について、これまでの15年間の議論を踏まえて、物部川濁水対策検討会がとりまとめた報告書を公表します。
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内容
出席者:物部川濁水対策検討会 会長 笹原 克夫(高知大学 教育研究部 自然科学系理工学部門 教授) 国土交通省四国地方整備局 高知河川国道事務所長 多田 直人 高知県土木部河川課長 谷脇 久志 ほか 物部川流域では、平成16年~17年に、度重なる台風の襲来により、上流域で多くの山腹崩壊が発生したことから、流域内において濁水長期化が問題となりました。このため県では、平成17年度に学識経験者等で構成された「物部川濁水対策検討会」を組織し、濁水の実態把握、監視を実施するとともに、濁水発生メカニズムの解明及び具体的な濁水軽減対策に向けた技術的検討を進めてきました。 令和3年度には、物部川濁水対策検討会設置運営要領を改訂し土砂管理に関連する委員を追加したうえで、濁水軽減対策とあわせて、物部川の土砂管理に関する検討を進めてきました。 今年度は、過去15年間にわたり開催されてきた検討会で議論された内容を踏まえた論点・留意点を整理し、議論を進めてまいりました。また11月の検討会では、委員の皆様に現地視察をしていただき物部川の抱える土砂流入や濁水長期化の現状と課題の確認もしていただきました。 今回これまでの検討会の意見を踏まえ、物部川の今後の濁水対策を含む物部川源流域の山から海までの総合的な土砂管理の基本的な考え方についてとりまとめた報告書を公表します。