平成24年度から取り組みを始めた防災関連産業の振興の一環として、高知県防災関連産業交流会(事務局：高知県工業振興課)では「防災関連製品認定制度」を実施しています。
　当制度登録製品の令和3年度の売上総額が102.2億円となり、初めて100億円を突破しました。令和3年度の売上額の分析としては、当制度登録製品の増加、また県外における工法(技術)の売上が大幅な伸び率をみせたことが考えられます。

■令和3年度売上の内訳
県内　9.1億円
県外　93.0億円
海外　0.1億円
合計　約102.2億円（前年比+32.4億円、+146.4％）

■売上の推移
○対象年度　　　○売上　　　　○製品累計数
平成24年度 　　約0.6億円　　　47製品
平成25年度　　約10.9億円　  　66製品　
平成26年度　　約48.5億円　  　85製品
平成27年度　　約52.0億円　  　106製品
平成28年度　　約47.4億円　  　121製品
平成29年度　　約60.6億円　  　132製品
平成30年度　　約68.4億円　  　144製品
令和元年度　　 約61.3億円　  　151製品
令和2年度　  　約69.8億円　  　167製品
令和3年度　 　 約102.2億円   　183製品

※「防災関連製品認定制度」は、数多くの災害に見舞われ、それを克服してきた高知県の企業による技術・ノウハウから生み出された防災関連製品・技術について、品質や安全性等の観点で審査を行った上で、高知県防災関連産業交流会が「高知県防災関連登録製品」として認定するものです。令和3年度には新たに16製品が認定され、令和4年3月末の時点で累計183製品(廃止15件含む)を認定しています。
※売上・・・高知県防災関連登録製品の県内、県外、海外における売上(工法の受注額を含む)を対象企業にアンケート調査を行い集計したものです。